2007年03月27日

サラリーマンは辛いよ

私が今の会社に出戻れたのは、人事部長と直属の上司のおかげである。

以前働いていた時から、人事部長は私のことをかってくれていて、随分わがままを聞いてもらった。にも関わらず、私は一度部長を裏切って会社を辞めている。それなのに、「もう一度戻りたいと思われる会社はいい会社だってことだ」と私を歓迎してくれた。

そして、以前の私を知らない直属の上司も、「私よりも会社のこと詳しいかもしれないですね(笑)」といいながら、いろいろな部署に挨拶周りに連れて行ってくれた。おかげで、すーっと会社に馴染むことができた。

ところが昨日、突然朝礼があるといって、召集がかかった。
朝礼は月に一度、第一土曜日と決まっている。なんで?こんな時期に朝礼?と思っていたら、人事異動の発表だった。

なんと、私がお世話になり、これからもずっと一緒に働いていきたいと思っていた、人事部長と直属の上司が、親会社であるメーカーに帰任することになったというではないか。

えぇっ!なんでよりによってその二人なの?
しかも後任はなし。プロパー社員でやっていけるとの判断か・・・。

ショックで力が抜けちゃったよ。。

でも、会社ってそんなもんだったかもしれない。
ずっと一緒に働きたいと思う人ほどその場にとどまってくれなくて「こいつ早くどっか行っちゃえばいいのに」って思ってる人に限ってず〜っと異動しなかったりするのよね。。

あ〜ぁ、寂しい春になりそうだなぁ。。

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Posted by late_bloomer at 16:20Comments(3)

2007年03月24日

空を見上げて

友人のお姉さんが亡くなった。

病気のお姉さんがいることは聞いていたが、お姉さんの病気について、彼女は詳しく話さなかったし、私も聞き出そうとしなかった。

彼女は彼女の悩みを抱えていて、ほとんど毎日のように私にメールをくれていたのだが、あまりにも後ろ向きな発言が多く「ぼやキングだなぁ。あんまり後ろ向きな話ばっかりすると遊んであげないぞ」とメールしてから、珍しく、しばらく彼女からメールは来なかった。

久しぶりに彼女からメールが届いたので「お、少しは元気になったのかな?」と思ってメールを開いたら、「今、家に一人。号泣してる。悲しいことがあった」と書いてあるのだ。びっくりして「どうしたの?一人で大丈夫?出てこられるようなら一緒にご飯食べない?」とまだ私は事態を把握してなかったので、会社でいやなことがあったんだろうぐらいにしか思っておらず、おいしいものでも一緒に食べようなんて気軽に考えていた。

すると、「いい。やっぱり言わない。いいことじゃないから」と返ってきた。だが、どう考えたってSOSだ。「ほんとに平気なの?いいことじゃなくたってちゃんと聞くから」と私が返すと「じゃぁ、言う。今日のお昼に姉がお☆様になった」と。


え?お姉さんが亡くなった・・・?


メールは続く「末期の子宮痙ガン。一年と一ヶ月の闘病生活を送って、今日のお昼に逝っちゃった。日記がある。私に友達のように車の運転できるようになりなさいって書いてあった。他にもたくさん。笑っちゃうよ」と。

私は返信に困った。
簡単に「大丈夫?」なんて言葉で済むはずがない。
彼女はきっと私が困るのを知って、話すのをためらったのだ。
一体なんてメールを送ったらいいんだ?

結局、しばらく考えたにもかかわらず、私は「そうか、お姉さんお☆様になったのか。。何にもしてあげられなくてごめんね。辛いね、辛いね」とまぬけな返事しか送ることができなかったのである。

彼女からすぐ返信が来た「いやな気持ちにさせちゃってごめんね」と。
私は、「何気なんか遣ってんのよ。お給料出たらおごってあげるから踏ん張れ」とわざとぶっきらぼうに返すしかできなかった。

彼女は、一番辛い時、私を思い出し、私にメールをくれたのだろうと思う。
私に何か期待していたのだろう。私は、彼女の期待にこたえることができたのだろうか。

人の死は、どんなに頭を使って言葉を探しても、それに相応する言葉なんて見つからない。

私は、その晩、空を見上げた。雲ひとつなく細い月が光っていた。
その周りにはたくさんの星が輝いていた。


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Posted by late_bloomer at 16:52Comments(6)

2007年03月23日

ある男と女

私の友人で、いつもいろんなことを我慢して頑張っちゃう人がいる。私には「もう聞きたくな〜い」って言うぐらい愚痴を言ってくれるのだが、それは珍しいらしく、あまり人に頼ったり甘えたりすることはないそうだ。

そんな彼女には、3年前に告白されて、お休みの日は殆ど二人で長距離ドライブに出掛ける彼がいる。毎日メールのやり取りはするし、クリスマスや誕生日等のイベントには数万円するプレゼントをくれるそうだ。彼と一緒にいる時は、彼女がお財布を出すことは殆どないらしい。なかなかいい感じのお付き合いが進んでると思いきや、彼女に告白された。

「それがさ〜、彼氏なのか友達なのかはっきりしないのよ」と。「でも、告白されたんでしょう?それにただの友達に毎日メールしたり高価なプレゼントを贈ったりしないんじゃないの?」と私が言うと、「それはそうなんだけど、もうこういう関係になって3年が経つけど、私達の間には何もないのよ・・。」と。

「え〜!?」
手をつないだこともチュウしたことも、もちろんその先もいっさいないらしい。 「どうして何もないのかな?」と聞かれたが、もちろん「わかんない」と応えるしかない。

さらに、この前メールで「結婚を真剣に考えてくれ。返事は急がなくていいから」と言われ、その場はそのまま濁したものの、相変わらずドライブデートだけは続いているらしい。。


彼女は、彼に心を開いてないという。3年間一度も彼の車で居眠りしたことはないし、あんまり本音で話したことがないと。「じゃぁ、心を開けば、彼にも変化があらわれるかもよ」というと、「う〜ん、なんかそれができないんだよね」と彼女。あまり彼のこと好きじゃないのか・・。

で、彼女、最近会社を辞めた。ものすごく悩んだ上で出した結論である。その彼にも軽くその経緯は話したらしいのだが、苦しんでる姿は見せてないんじゃないかと思う。「彼の対応がイマイチ納得できない」と彼女は不満げだった。

その話を聞いてからしばらくして、彼女からメールが来た。
「二人で茨城のなんとか水族館でイルカショーを見てきた。相変わらず何も進展はなし。イルカの純粋な顔を見てたら泣けて来た。イルカなら私の気持ちわかってくれそうな気がして。」と。 「その場で泣いちゃえば良かったのに」と私は返したが、その後、返信は来なかった。私は、彼女は彼に先に一歩踏み出して欲しいんだと思うのだが、彼にその気持ちは通じてないだろう。


私は、どちらかというと白黒はっきり付けたい方だし、もう時間的余裕もないので、そんな悠長なことはやってられない。ダメならダメでさっさと次に進まなくちゃ、である。

ちなみにこのカップル39歳と42歳である。

う〜ん。余裕だ。。


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Posted by late_bloomer at 09:50Comments(7)

2007年03月21日

キョウコさん

毎週同じ曜日、同じ時間に必ず来るお客様がいる。
彼はスポーツ刈りで肩にはリュックをかけ、カジュアルな服装でいつもやってくる。

私はまだ今の部署に入って間もないので、彼の存在は知らなかったが、他の部署では有名な存在らしく、私は彼に実際に会う前に同僚から彼の噂を聞くこととなった。

ベタベタと大きな音を立てて歩き、一台ずつ車のドアをあけては、キョウコさんに向かって「キョウコ早く乗って」と促したりして、一通り全部の車を乱暴に扱い、キョウコさんの機嫌を伺いながら「わかった、もう帰るよ」と言って帰っていくそうだ。

その話を聞いた翌日、彼はやってきた。
噂どおり、ものすごい足音で乱暴にショールームに入ってきた。
独り言をぶつぶつ言い、やはり噂どおり展示してある車全部に乗り込んだ。
そして、噂どおりキョウコさんの為にドアをあけたり、キョウコさんがお腹が空いたと言ったのだろうか?「この一台みたらご飯食べよう。もうちょっと待って」と説得していた。

彼は決して悪いことはしないのだが、行動ひとつひとつが乱暴な為、どうしても目立ってしまう。従業員は慣れているが、そこに居合わせたお客様はびっくりして彼をジロジロ見る。

彼は障害者だ。彼はいつも一人で来る。
キョウコさんは実在しない。彼の中だけの存在なのだ。

キョウコさんが彼の彼女なのか、妹なのか何なのか私にはわからないが、彼にとってキョウコさんがとっても大切な存在であることは、彼を見ていると悲しいくらい伝わってくる。

だが、悲しいかな、同僚の中には彼をからかう者もいる。


私が通った小学校と中学校には特別学級があった。
図工の時間や家庭科の時間など、私達のクラスに混じって一緒に絵を描いたりした。

彼らは、私達以上に敏感で繊細だ。
こちらがそれを察知できなくて、いきなり奇声を発したり鉛筆でつついてきたりする。だが、全然怖い存在なんかじゃない。彼らは自分の世界を大事にするだけなのだ。

だが、今回、彼がショールームに来るといって、わざわざ連絡をくれた上司がいた。
「変なのがそっちに行ったから気をつけろ。今一人男子を行かせるから」と。

その上司はもちろん私を気遣ってそうしてくれたのはよくわかる。だが、憤りを感じずにはいられなかった。こうして社会は彼らを偏見の目で見るのかと。。

私は、他のお客様同様「いらっしゃいませ」と言い、「よかったらアンケートにお答えいただけませんか?」とお願いした。彼は、「ありがとう」といい、「もっと他に車ないの?」と聞いてきた。「すみません。ここに展示してあるだけなんです」と答えると、キョウコさんに「もう帰ろう」と言って、ショールームを出て行ってしまった。

後でその話を同僚にすると「彼がキョウコさん以外の人に話し掛けるのを見たことがない。きっと初めてじゃない?」と言われた。私は彼に認めてもらえたようですごく嬉しかった。

彼がここへ来て良かった、また来たいと思えるように接していきたいと思う。


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Posted by late_bloomer at 11:42Comments(5)

2007年03月20日

やっと人間に・・・

いつからかはっきり覚えてないが、突然ものすごく寂しいと感じるようになった。
原因は特に見当たらない。例えば、失恋したとかはっきりとした理由があれば、経験もあるし対処のしようもあるが、この寂しさがどこから来るものなのかさっぱりわからないのだ。

孤独感とでもいおうか。
いてもたってもいられず寂しさで胸がいっぱいになる。
が、どうしたらそれが吹き飛ばせるのかわからないから、頭の中はパニックになる。

試しに、嫌がられるほどコウをからかって撫で回してみても、全然効果はない。
テレビをみようとしても、テレビの内容が頭に入ってこない。誰かに連絡して話相手になってもらおうかとも思うのだが、なんとなくコレは人に頼らず自分の中で解決しなくちゃいけないもののような気がして、手にした携帯を元に戻す。真っ向勝負しなくちゃいけないんじゃないかと思うのだ。

だがやはり、自分ひとりでは解決できそうもなかったので、ある日、物知りな友人に何気なく聞いてみることにした。「原因があるわけでもないのに、すごく寂しいと思うことがあるの。どうやって対処したらいいかわからなくて辛い。。世の中に自分ひとりみたいに感じるのよ」と。

すると彼は言った。
「それってものすごく普通のことだよ。誰もがそういう気持ちになるものだよ。むしろ、今まで思わなかった方がおかしいよ」と・・・。

え?皆そんなこと思ってるの?
こんな辛い感情を持ちながら皆普通の顔して生活してるの?

しかし、皆も同じように苦しんでると知ったからといって、あの孤独感がなくなるわけではない。一体どう戦えばいいというのか?

彼は続けていった。
「誰かと一緒にいてもその孤独感は襲ってくるよ。だから、誰かに、何かに求めちゃダメなんだよ。自分が与えるくらいの気持ちにならないと」と。

う〜ん、なんだか話が複雑になってきたので、考えるのが面倒になってきた。

しかし、こんな感情わざわざ持たなくちゃいけないなんて、つくづく人間は厄介だと思った。

ん?待てよ、これまで私は感じて来なかったという事は、どういうことなんだ?
やっと人間に近づいたってことか・・・?

厄介でもいいから、早く人間になりた〜い!


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Posted by late_bloomer at 11:34Comments(4)

2007年03月18日

強運な女

ブログを書かなくなってほどなくして仕事も辞めた。

お気楽な週3〜4日のアルバイトで、車の試乗コースで、仲間とワイワイやりながら楽しく働いていたのだが、前職の経験から、フルタイムの事務職へ異動することになってしまったのだ。一応“抜擢”という形だったので、私としても“がんばらなくちゃ!”と気負っていたところがあった。

前職で事務をしていたとはいえ、会社が変われば事務の仕事はまったく違うものになる。事務職ほどあいまいな職はないのではないかと思う。事務員は結構大変なのだ。

前の会社では、担当がきっちり決まっていて、そのことに没頭することができた。視野が狭く深く掘り下げていくほうが得意な私にとっては、その仕事が向いていたということにこの時やっと気がつくこととなった。

新しい事務職は、きっちりとした線引きが全然なかった。
総務のようなこともすれば経理の仕事もあり、営業をフォローする営業事務でもあり、パソコンを駆使しての入力業務もバンバンあった。小さな会社では大抵こうではないかと思う。

一つ一つは決して難しいことではなかった。
だが、私は完全にお荷物な新人になってしまったのである。

私は、自分では仕事を覚えるのは早く、飲み込みはよく、処理も正確で早くできる。それが自分だと思っていたのだが、いくら一生懸命先輩の話を聞いても話が頭に入ってこない。教えてもらったことをすぐ忘れてしまう。集中力がまったくなくなっていた。

いつもいろいろなことに気を使いアンテナを張り巡らせていなければならない仕事だとよくわかっていた。だが、パソコンの入力業務を覚えることだけでいっぱいいっぱいで、その他のことをしようとすると頭がおかしくなりそうだった。100万単位のお金も扱った。お釣りを間違えて大変なことになったこともある。

頑張ろうとすればするほど、自分の無能さを感じる。毎日が苦痛でたまらなかった。頭痛に悩まされ、眠れない日が続いた。だんだん朝起きられなくなって、体はどんどん重くなっていった。

これってただ仕事をしたくないだけじゃないの?
そんな言葉が頭をよぎった。

その頃、月に一度の診察日がやってきた。
私は、仕事が変わったこと、全然ついていけないことなどを先生に訴えた。すると、先生は、「いきなりは無理ですよ。辛いなら辞めたほうがいいでしょう」と、いとも簡単に言うではないか。「え?でも、始めたばかりだし、周りに迷惑がかかるから・・・。」ともっともらしいことを言うと「始めたばかりだから早く辞めたほうがいいんですよ。辞めても誰も困らないでしょう?」「・・・。」私は何も言えなかった。

先生は静かに続けた。
「リハビリが必要なんです。いきなり前と同じように働こうとしてもそれはできません。少しずつ体が楽になっていくのと同じで、何かを始めるときも少しずつやっていかないとね。無理だと感じるなら早い時期に辞めたほうがいいでしょう」と。

私は甘えているのではないだろうか?と自問自答しながらも会社を辞めることにした。

それから半年ゆっくりさせてもらい、そろそろまた仕事をしてみようか、という気持ちになったとき、その辞めた会社でショールーム受付の仕事の募集をしているのを知った。私は思い切ってお世話になった先輩にその仕事がどんな内容のものなのか、一度辞めた私がトライするのはどうだろうか?などとずうずうしくも聞いてみた。

先輩はとても親切にしてくれた。
私の体を気遣い、体が大丈夫なら社会へ出たほうがいいかもしれないわね、と。

そして、一般の応募者と同じように書類を提出して、それが通ったら面接に進むという話になり、また初心に返って履歴書を丁寧に思いを込めて書いて送った。

私は一度辞めた人間である。
募集の条件を満たしているものの、他の人よりハンデがあると思った。

だが、会社は私を受け入れてくれた。
「一度辞めた人間がまた帰って来たいと思う会社はいい会社だ」と人事部長は喜んでくれたという。。

今、広いショールームで、一人で、簡単な掃除をし、たまにくるお客様に挨拶をする。あとは座っているだけだ。

私はすごく幸運だと思った。こんなに私にぴったりの仕事につけたこと。知っている人がたくさんいる中で、皆が温かく迎え入れてくれたこと。

ただひとつ、会社では出戻りと呼ばれ、家では行かず後家と呼ばれることを除けば・・・である。

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Posted by late_bloomer at 11:55Comments(6)

2007年03月16日

ヤバイ女

7d60404c.jpg私がブログから離れている間、一番変わったのはコウだろう。
当時は、生後2ヶ月で離乳食をあげていた赤ちゃんだった。そのコウも来月で成犬になる。

私が、まだ犬の世話をろくにしていなかった頃、犬というのは仔犬の頃が一番可愛いものだと思っていた。実際、見た目で仔犬に勝る可愛さはないとは思うものの、小さい頃からそばにいて、成長を見守っていると、何もわからなかった赤ちゃんの頃とは、また、一味も二味も違う可愛さが出てくるのがわかる。

このページの写真のコウは、幼さがいっぱい残っているまだまだ子供のコウだ。この頃は、小さい怪獣だった。そこらじゅうをトイレにし、母が大切に育てていた観葉植物を食べまくり、コウが届く範囲のものはすべて食いちぎられていた。

そして、彼はまだ“寂しい”とか“嬉しい”の感情を持っていなかったのだろう。夜、真っ暗な部屋のケージに入れても鳴きもしなかった。ケージに入れるとすぐに寝てしまった。それも赤ちゃんっぽくて可愛かった。私は自分の部屋で一人朝までぐっすり眠れたものだった。

ところが、急に、ある日突然、ケージに入れると鳴き出すようになった。
ものすごく悲しい声をあげる。一体どうしたんだよ?

部屋を真っ暗にして、私は自分の部屋へ向かおうといつもの手順でコウと別れたのに、突然、ケージから出してくれと鳴きまくった。“寂しい”と感じた瞬間だったのか・・・?あまりにもその声は大きくすさまじかったので、ご近所に迷惑がかかってはいけないと思い、コウをケージから出してやり、コウが行きたい場所に行かせてみようと思った。ところが、それが大きな間違いだった。。

以来、彼は私の部屋を自分の部屋だと思い込み、私のベッドを自分のベッドだと勘違いし、我が物顔でベッドにあがり、布団の中にもぐってくるようになってしまったのだ。それからというもの、私は安らかに眠れる日がなくなってしまったのである。

一晩中布団の中で丸まって寝てくれるならいいのだが、体勢を変えるため、ごそごそ動くし、トイレに行きたいと明け方顔を舐めてくる。すると、どんなに寒くても朝4時でも私は起きて、コウをトイレに連れて行く。私は、すっかりコウの奴隷になってしまったのだ。。

今彼は、ランの写真の下にあるように大きくなった。15キロもある。
そんな犬と、私の小さなシングルベッドで毎日一緒に眠っているのだ。。
力も強く、私を蹴飛ばしてくる。狭いと思うならお前がベッドから出ろ、と忌々しく思いつつも私は小さく丸まってコウの為に空間を作ってやる。

コウが、顔を私の肩に乗せて安心しきった顔で寝入る姿を見るとたまらなく愛しく思う。つい声をかけてしまう。「可愛い子だねぇ。可愛い子ちゃん、いい子、いい子だ。一緒に寝んねしようね。おやちゅみ」と。

だんだんヤバイ“犬を溺愛するシングル”になりつつある私。。

人前では「もうさぁ〜、うちの犬も大きくなっちゃってさぁ〜」なんて言ってるが、私が家に帰ると、コウが、嬉しいと言わんばかりにしっぽがちぎれるほど振りまくり、体をくねらせて私に飛びついて来たりすると、「コウちゅ〜ん!ちょうなの、ちょうなの。わかったよ。いい子ちてた?寂しくさせてごめんね。おぉ、いい子ちゃんだねぇ。可愛いよ。う〜ん、可愛い」なぁんて言葉遣いになってしまうのである。

その溺愛ぶりは日に日に増していくのだ・・・。

・・・いいのか?自分!

人気ブログランキング昨日は193位さてさて今日は何位かな?  
Posted by late_bloomer at 19:11Comments(4)

2007年03月15日

言い訳

ブログを再開するにあたって、自分が過去に書いたものを少しじっくり読んでみた。
どうしてなかなかよく書けてるじゃないか。少々長い気もするが、文章もしっかりしてるし、オチもちゃんとあったりして、楽しめる楽しめる。

が、実は、自分で書いたものでありながら、誰かほかの人が書いた文章じゃないかと思えて仕方ないのだ。

この頃の私はまだまだ肩に力がものすごく入っていて、尖った目で物事を見て、頭の中でそれらを租借して、綺麗な文章になるようかなりの努力をしていたと思う。そして“そうであって欲しい”という願望を文章にすることで、自分に“そのままの自分でいいんだよ”と思い込ませようとしていたように思えるのだ。

以前「あなたの文章を読んでいると可哀想におもえてくる。そんなに力んじゃって」というようなコメントをいただいたことがある。今の私ならその言葉がすんなり入ってくる。「そうだなぁ、なんだか力んでるなぁ」と。だが、当時は当たっていただけに、そのコメントにムッときた覚えがあるのだ。

今は良い意味で“いい加減”さが身に付いてきた。
深く考え込まないようになった。

大げさだが、人生って考えすぎれば過ぎるほど、辛いものになる。
自分さえ失わなければそんなに深くいろんなことを考える必要はない。
よくポジティブシンキングが良いと言われているが、考えすぎる癖をなくすだけで、何も無理して前向きにならずとも人生そこそこ楽しくなるものだ。

な〜んてまた理屈っぽくなってきちゃったけど、早い話、自信がないのだ。。前よりつまんなくなったと思われるかもしれない。そのネタ前に読んだことあるぞって思われるかもしれない。

でも、目つぶってね。
目には見えないけど、私のブログは進化するエッセイのはずだから。。


人気ブログランキング昨日は319位さて今日は何位かな?


  
Posted by late_bloomer at 11:35Comments(6)

2007年03月14日

そろそろ本格的に始動します!

fe617a00.jpg読んで下さってた皆様、いろいろご心配及びご迷惑をおかけしてごめんなさい。またブログが書きたいって思うようになりました。そして書ける状況になりました。

今プロフィールにあるおすまし顔で仕事してます。
このページの写真は私の仕事場です。
車のショールームの受付の仕事をしてます。

受付をするにはかなり年食ってんじゃないの?という声が聞こえてきそうですが、若い子にはない、落ち着いた穏やかな大人の魅力でお客様に接していこうと目論んでおります。

これからまたポツポツ思いのたけを書いて行きたいと思いますので、どうかよろしくお願い致します。

追伸:コメント欄についてなのですが、毎日ものすごい数の英語のわけわかんないコメントが投稿されます。この英語スパムどうしたら撃沈させられるのか、ご存知の方教えてください!!


さてさて気になる人気ブログランキング一体何位にいるのかしら?  
Posted by late_bloomer at 14:26Comments(8)

2006年07月11日

コウ

e773b350.jpgボーダーコリーとウィペットのハーフ。
一目惚れしてしまった。キモ可愛い。。

お父さんとお母さんから一文字ずつ貰ってコウと名づけた。
そして<幸>であり<光>であり、<康>でもある。

我ながらいい名前をつけたと感心していたのだが、母は、「牛みたいな柄だからモウがいいんじゃない?」などと面白くもなんともないことを言っていた。

だが、ワクチンを打ってもらいに病院へ行き、名前を聞かれると、母は「幸せのコウです」と突然言い出したので、私が慌てて「カタカナでいいんです」と付け加えたが、診察券には<幸君>と書かれてしまったのだ。その後も、人に聞かれるたびに「幸せのコウです」と言いまくっている。。

生後一ヵ月半で我が家にやってきたコウを、もしかしたら、私より母の方が可愛がっているのではないかと思う。これまでこんなに愛情をあらわに見せる母を見たのは、私は初めてだからだ。

ランがいなくなって、私は泣いたり探し回ったり、感情を表に出していたが、母はいつもと変わらないように見えた。だが、ほんとうは、母も私と同じように、いや、それ以上に寂しさでいっぱいだったのだろう。コウを連れてきたことは間違っていなかった・・・と今は確信している。

我が家は今とても賑やかだ。

(My favoritesのランの下の写真も見てね!)

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Posted by late_bloomer at 22:04Comments(30)TrackBack(0)