2006年04月02日

最近、社内にちょっと気になる人ができた。
彼と私はまったく違う部署で、違う建物で働いているので、滅多に顔をあわせることはない。が、たまたま同じ“禁煙休憩室A”を利用する関係で、時々みかけるようになったのだ。

初めて彼を見た時は“どちらかというとタイプ”ぐらいの気持ちだったのだが、彼とその他の人達との会話を耳にする毎に“あぁん、いいかもぉ〜”と気持ちが膨らんでいったのである。会話のセンス、穏やかで落ち着いた声、笑いのツボ、どれもいい感じなのだ。

だが、私はなかなか彼とお話する機会に恵まれず、直接交わすのは挨拶程度で、彼にとって私は、ただの“禁煙休憩室Aを利用している人”に過ぎず、一向に関係は近づかないままだった。

だが、浮かれポンチになる前に、まず、彼の身辺を洗わなければならない。どんなに素敵でも、既婚・子持ちではお話にならないからだ。

早速イケメン上司&人事部に彼の身辺を調べてもらった。
すると、ウソみたい、“34歳・未婚・彼女無し”だなんて!
私はやる気満々になった。その上さらに、人事部の話によると、彼は大変お育ちが良く、実家はかなり立派だとか。。“な、なんてこと…。こんなところにこんなおいしいご馳走があったなんてっ!”

私は早速「お約束してた会に是非彼を誘ってください!」とイケメン上司にお願いしてみた。すると、イケメン上司、ちょっと困った顔をしたものの、私の鬼気迫るものを感じ取ったのか「え?あ、はい・・。それじゃぁ、彼と、もう一人くらい見繕ってみますので…。」と会を催す約束をしてくれたのである。いいぞ!イケメン上司。見た目だけじゃなく、性格もいいぞ!

そんなこんなでイケメン上司からの「会が決定しました」との連絡を首を長くして待っているものの、一向にその連絡は来ない。何度かつついてみたのだが、進展はなく、“やっぱり他力本願ではダメなのか”と諦めていたのである。

そんな時、なんと、その彼とお昼休みに“禁煙休憩室A”で2人っきりになってしまったのだ。どうしよう…、である。とりあえず、どこへ座るべきか。。

彼はテレビに一番近い席に座っていたので、私はテレビからほんの少し離れた、彼と斜め向かいになる席を選び、彼をチラ見しながら心臓をバクバクさせて座った。当然私達の間に会話はない。沈黙が続く。テレビの音だけが虚しく響く…。

彼はいつもにこやかに誰とでも話す人だ。思い切って話しかけてみるか。いや、焦ってつまらない話をして印象を悪くしてしまったら台無しである。あ〜、どうでもいいオヤジ達とはいくらでも上手に話ができるのに、なんでこういう時は気の利いたセリフが浮かばないものなのか…。私は、もうただおにぎりをパクつくしかなかったのである。

その時、彼が一瞬私の方へ体を向けて私を見たのだ。
その瞬間、私はまさに大きな口をあけて、おにぎりをのどの奥まで突っ込む最中だったのである。あぁ、彼は何か私に言おうとしていたのに…。

そして、その後彼は、またテレビの方に向かって座りなおし、そっとテレビの音量をあげたのである。

え?それって一体どういう意味??

テレビの音量は、もともと、隣の“喫煙休憩室A”の賑やかな声が聞こえるくらいの音量で、若干小さいかな?とは思ったものの、彼の席からは充分に聞こえる音量だったはずである。私も大人しくしていたので、私のおにぎりを食べる音がうるさくてテレビの音がきこえなかったとも思えない。流れていたテレビ番組に彼が食い入って見ている様子もなかった…。では、なぜか?

私は二つの可能性を思いついた。

<可能性1> 
私の席からは、テレビの音があまりよくきき取れなかったので、私に気を遣って音量をあげようとし、その前に私に一言「聞こえますか?」と言おうとしてこちらを見た。しかし、おにぎりをほおばっている最中だったので、聞かずに音だけをそっと上げてくれた。
<理由>
彼はなんとなくそういう気遣いができる人っぽいから。

<可能性2>
2人っきりの沈黙に耐えられず、テレビの音を大きくすることで、その場の空気を明るくしようとした。
<理由>
私だってどうしていいかわからなくて、居心地が悪かったから。


一人で悩んでいても解決しそうになかったので、私は同僚の皆に「ねぇ、どういう意味だと思う?」と真剣に聞いてみた。すると、「考えすぎ〜。その場の空気を変えたかっただけじゃないの?じっとりした圧迫感に耐えられなくなってさ」と一笑されてこの話は終わってしまったのである。

しかし、私にとっては大問題だ。可能性1と2では天国と地獄ほどの差がある。もし、可能性1だったら、私は彼の気遣いに感動し、ますます彼に対しての気持ちはヒートアップし、“まさか彼も私の事を気にしてる?”なんて思えちゃうだろう。だが、もし可能性2であれば、彼は私の存在そのものを否定したことになるのだ。彼との未来は考えにくい…。

と、この2日ほどこの件で悩んでいるのだが、真相は、彼のみぞ知る、である。

それにしても、小さい悩みだ。。

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この記事へのコメント
またまた来ました(・∀・)ノ
はっきりしない、微妙な出来事ですね つд`*)
この悩みって、恋する女性の特有な悩みですよねww
すごくわかりますよー。

今度、お菓子なんか禁煙室で配ってみてはどうでしょう?
みんなに配るのに混じって、気になる彼とのコミュニケーションをゲットです!!
Posted by 凛子 at 2006年04月02日 23:52
ふむむ、私は1番を選びます。理由は“わざわざ振り向いたから”です。気まずさに耐えられないなら振り向かずにただボリュームを上げるでしょうし、振り向いて目が合ったりしたら余計に気まずくなってしまいますからね。ただ私はこうも考えます。実は彼はyukikoさんに何か話し掛けようとして振り向いた→yukikoさんがおにぎりを食べようしていた→yukikoさんの食事の音がしないように気を使ってボリュームを上げた。こんなところかもしれませんよ。ポイントは“yukikoさんが食事をしやすいように気を使ってくれた”という所ですね。周りに気を配れるということは物事を相手の身になって考える事ができるということであり、すなわち他人に優しくできる人、ということになります。あくまで私の予想ですよ。ハズレだったらあとで怒られそうだし……。あと、すいません、おにぎりを…の所で爆笑しました。ナイスタイミング!!d(゚∀゚)
Posted by マロ at 2006年04月03日 01:00
考えすぎですよ(笑)あなたが思ってる以上に相手はあなたのことなんて気にもとめていないものです。そんなに小さい事でそこまで壮大なストーリーを考えていては心の病気になってしまいますよ…。ひとつの出来事でそこまで思い詰めてはいけませんよ。きっとその話をした同僚達もあなたを変わった感性の人だなと困惑してるのでは?…
Posted by さな at 2006年04月03日 05:11
yukikoさん、こんにちは!

そのような空間に2人しか居なかったのに、結局言葉を一切交わさずにやり過ごせた事の方が凄いと思っちゃいました。声掛けようよ、yukikoさん!

次にそういうチャンスがあったら、逃してはなりません。いかなるシチュエーションも「偶然」訪れているのではなく、「必然」的にやって来ているものなのですから。これを忘れてはなりません!

Posted by Sari at 2006年04月03日 06:45
普段食べる時にクチャクチャ音をたてていないか、お友達とかに聞いてみたらいかがでしょうか?そういう人って、自分では全く気が付いてなくて、他人を不快にさせてたりします。しかも本人に直接注意しにくいし。まずそのステップを踏んでから他の可能性を考えてみたら?私だったらボリューム上げる前にどんな人がそういう食べ方しているかまず見るね。
Posted by お気楽者 at 2006年04月03日 08:46

 その彼、もしかして、実家にお住まいでしょうか。
 だとしたら、ちょっとひくかも、私なら。
 お金もあるのに、というところに。
 ちょっと幼くないかしらなんて。

 今度会ったら、ランチに行ってみられたら
 いいのじゃないかしら。
 沈黙の保てないひとはきついわ、わたしの趣味でしたそれは 笑




 
Posted by anis at 2006年04月03日 09:05
凛子さんへ
そうか、お菓子かぁ。
問題はいつ彼とそこで遭遇できるか、なんですよね。。
いつもお菓子持って張り込んでよう!!
Posted by yukiko at 2006年04月03日 09:06
マロさんへ
でしょう!?でしょう!?
やっぱりマロさんとは考え方が近そうですね。。
悩みつつも意外と前向きな発想だったりします。

ハズレたら・・・この話は忘れましょう^^
Posted by yukiko at 2006年04月03日 09:08
面白い内容でした。
yukikoさんの性格や感じ方が良く解りますねぇ。

彼の気遣いをその場で感じ取れたら良かったですねぇ。
そうすれば「気を使ってくれたぁ?ありがとう!」って
お礼を言えたかもね。

初対面の人とのコミュニケーションって、そんな所から
始まるのかなぁって思いました。
Posted by kawasemi at 2006年04月03日 09:09
さなさんへ
楽しい悩みだから、病気には影響ないと思ってます☆
幸いにも同僚達はおもしろがってくれてます。
皆心に余裕のある人達なので、私のこういう話を喜んで聞いてくれる。
本当にありがたいことです。

しかし、こういう時って相手はなぁんにも考えてなかったりするんですよね。。それが一番悲しかったりして。。
Posted by yukiko at 2006年04月03日 09:15
Sariさんへ
はいっ!今度こそ頑張ります!
>いかなるシチュエーションも「偶然」訪れているのではなく、「必然」的にやって来ているもの
これを頭に叩き込んでおきます!

また必然的にやってきてくれるかな。。
Posted by yukiko at 2006年04月03日 09:24
お気楽者さんへ
その可能性はありません、大丈夫です☆
なぜなら、私が一番クチャクチャ食べる人に敏感だからです。
父がそういう食べ方をする人で、ものすごく嫌だったんです。

前の彼氏も音を立てて食べる人でした。だから私、何度も「恥ずかしいことだから気をつけて」って言ったんです。そうしたら…「細かいことにいちいちうるさいっ!」と怒られてしまって…。結局別れてしまいましたが、そういうことを「はずかしいこと」と思うか思わないかの価値観の一致って大事なことだなぁと思いました。

お気楽者さんのおっしゃる通り、それを注意できる人間ってあまり周りにいないものなのに、ね。。
Posted by yukiko at 2006年04月03日 09:29
anisさんへ
あっ!大事なことを調査するの忘れてました。。
実家住まいか一人暮らしか。
早速人事部に聞かなくっちゃ☆

ランチに誘うなんて、私にはできそうもありません。。
普段は偉そうなことばかり言ってるのに、意気地なしな私です…。
Posted by yukiko at 2006年04月03日 09:31
kawasemiさんへ
あぁ、そっか!!
まさにそうですね。
あの時、彼がどういう意図であれ、ボリュームをあげたことに対して
「ありがとう。よく聞こえるようになりました」とか言えばよかったんだ。
そうだ、そうだ…。何のリアクションもしなかったなんて、超気が利かない私。。
Posted by yukiko at 2006年04月03日 09:34
恋のい季節だに★

実家住まいの男性だったらどうしゅるの??

ドキン ドキン
Posted by misomiso at 2006年04月03日 11:02
misomisoさんへ
実家暮らしだったらどうちよう。。
やっぱり30代も半ばになって、実家で暮らしている男性というのは、問題なんだろうか…?
自分も実家暮らしなだけに、なんともいえないだに…★
Posted by yukiko at 2006年04月03日 13:22
気になる彼現る〜!
こういう話題になるとYUKIKOさんってパワー全開ですね。始まる前に自分でストーリーを作って勝手に終わらせないようにね。あれこれ考えるよりその場の雰囲気に任せてみましょうよ。流れるような時間と空間のなかで・・・
次に何が起こるか誰も知らない・・・なんてね。
このあたりの展開や心の描写が私の知っている林真理子風なんだろうな。
その後の飲み会の話も楽しみに待ってます。
Posted by ちゃらじ at 2006年04月03日 14:10
yukikoさんったら、カワイイ♪
最近ときめきと縁遠い私としては、すべてが羨ましいかも。

それにしても、喫煙室ならぬ、禁煙室があるんだね。
ちょっとびっくりです。
Posted by あさひ at 2006年04月03日 18:28
ちゃらじさんへ
あはは、もう全部見抜かれてる感じ★
妄想して終わるっていうパターンにならないよう気をつけます!
>流れるような時間と空間のなかで・・・
詩的だ。こういう風に私は書けないんですよね。。
でも、パワー全開で飲み会の話書きますね。
待っててください☆
Posted by yukiko at 2006年04月03日 18:59
あさひさんへ
そうか、これがときめきなんだ…
渦中にいるとそういうのって意外と気がつかないもんですねぇ。

社内は全館禁煙なんです。
休憩室は禁煙AB・喫煙ABがあるんです。
どうも喫煙休憩室の方がにぎやかなんですよね。
禁煙の方は居眠りしてる人黙々と食べる人が多くて
あまり大きな声で喋る人はいないんです。
喫煙室のノリだったら喋れてたかも〜〜!
Posted by yukiko at 2006年04月03日 19:04
姉さん、ミント系とミント系じゃないガム2種類を常備ですよっ!!

っていうか・・・・・・姉さん少女じゃんっ!!

でも、そういうとこ好きよ☆☆☆

Posted by あつこ at 2006年04月03日 20:40
コメントに対してコメントは恐縮です(^_^;)
禁煙室を喫煙室のように賑やかにしてみたらどうだろう。
ストーリーの主人公は他人や周りの環境じゃなく、yukikoさんですよ〜。
自分がキッカケで変えられる力はyukikoさんにあると感じました。
新たな成長を応援します。
Posted by kawasemi at 2006年04月03日 21:07
あつこちゃんへ
ガムか。ガムなら日持ちするし、ポケットに入れやすいわね。

…少女か…、彼もそういう風に思ってくれたらいいんだけど、
無理だろーなー。

私もあなたが好きです。ポッ☆
Posted by yukiko at 2006年04月03日 21:08
kawasemiさんへ
え?主人公は私…。そう、そうなんですよね。
新たな成長、できるかな。。
できるかな、できるかな、できるかな…
いや〜〜ん、今のままじゃできそうもない〜〜★
Posted by yukiko at 2006年04月03日 21:12
がんばれ箱女〜!!
今日からうちの会社にも初々しい新社員が入ったわよっ!!(新卒じゃないけど)
でも・・・私のいる部署からと〜〜〜〜く離れているので、ちょっと残念かもっ?!
Posted by 裕子 at 2006年04月03日 21:29
ご無沙汰です!以前コメントさせて頂いた沙羅です♪私も三月からやっと社会復帰しました!
yukikoさん、応援します!!34歳だなんて、かなり魅力的な年齢!上司の方の反応が気になりますが、早く彼とお話できる関係になりたいですね♪続きが気になるので、更新楽しみにしてます★
Posted by 沙羅 at 2006年04月03日 21:38