2005年05月28日

エール

週末になるとたくさんの親子が我が家の前の公園で遊んでいる。最近はお父さん+子供の組み合わせをよく見かけるようになった。そこにお母さんの姿はない。週末くらいは子供と一緒にいたいとお父さんが思うのか、はたまた週末ぐらいは子供の世話をしてよ、とお母さんが思うのか。。

私の父は、平日は私たち子供が起きている時間に帰ってくることは少なく、週末はゴロゴロ寝ていたので、一緒に公園で遊んだという記憶は殆ど無い。夏休みの旅行なども、同じような境遇だったのか、近所のお母さんとその子供達と一緒に団体で旅行に行ったものだ。どこの家も父親不在だった。

時代が違うとはいえ、今でも同じように父親不在の家庭は多いのではないかと思う。仕事に時間をとられ、郊外に住んでいれば通勤だけでもかなりの体力を奪われる。週末に出かける気力も体力ももう残っていない。。そういう旦那さんを持つ奥さんは、平日はひとりで子育てをし、週末ぐらいは・・と思いつつゴロゴロしている旦那を横目で見ながら、ため息をつき諦める。。う〜ん、これって誰も楽しくなさそう。。

姉の住むスイスではかなり事情が違う。
まず、妊娠がわかり産婦人科で検診する際は、必ず旦那が付き添うという。一緒に診察室に入り、エコーをみて、子供が育っているのを確認し、先生と会話する。あの仕切りのカーテンはないそうだ。旦那が一緒に病院に行くことで、早くから父親としての意識が芽生えることだろう。
そして、子供が生まれてからも、父親は子育てに積極的に参加する。なぜなら日本のように父親の帰宅が遅くないからだ。子供と過ごす時間が長い分子供も父親になつく。
さらに、子供が少し大きくなると、母親は子供を父親に預け、独身時代と同じように、夜、自分の友人とお酒を飲みに外出すると言う。母親になってもひとりの人間として自分の時間を持つことができるというのだ。これって皆楽しそう。。

ある平日の昼間、家の前の公園で、どこかの幼稚園が遠足をしていた。子供と幼稚園の先生と母親がいる。働くお母さんが増えているのにいまだに平日に母親が幼稚園の行事に参加しなければいけないなんて・・、ちょっとびっくりした。もちろんお父さんは一人も参加していない。スイスでは、幼稚園の行事に親が参加することはないという。幼稚園は子供の世界で親が介入する場ではないからだそうだ。だから子供の自立も早いと言う。
日本のこの幼稚園では、お弁当はお母さん同士の仲良しグループが輪を作り、そこに子供が同席する。先生は先生同士で食事をしていた。親が介入しまくりだ。

その数日後、ファミリーレストランで10人くらいのお母さんとその子供達が集団で食事をしているのを目にした。一体何の会合だろう。皆なんとなく気を張ってその場にいるように見えた。笑顔がうそ臭い。牽制しあってる感じ。。

独身であれば、交友関係は自分だけのものだ。しかし、結婚して子供ができたら、子供の為のお付き合いが求められる。自分を犠牲にしての昼間の独特の世界。昼ドラより現実の方がよっぽどドロドロしてそうだ。日本のお母さんは辛いのだ。

自分の世界も持てず、ドロドロにも負けずに頑張ってるお母さんの姿、世のお父さんは知っているのだろうか?

お父さん、仕事が大変なのもわかるけど、もうちょっと頑張って!
今頑張っておかないと、いずれあなたの居場所、なくなりますよ。。

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この記事へのコメント
猫も応援しています。
Posted by tak at 2005年05月29日 01:10
takさん、こんにちは。
可愛いですね、子猫。。
こんな猫に応援されたら、お父さんも頑張ってくれるはず!?
Posted by yukiko at 2005年05月29日 10:47