2006年03月17日

イブ

明日は合コン♪


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2006年03月16日

別れ

入って間もない会社で迷惑ばかりかけている私だが、今回の“車引取り事件”は迷惑度が半端じゃなかっただけに、さすがの私も出社しづらかったが、自業自得である。気を引き締めて出勤した。

手土産を持って静々と事務所の中へ入っていくと、私の心配などどこ吹く風で、皆いつもと変わらず淡々と仕事の準備に取り掛かっていた。そんなものかもしれない。。ほっとしつつも、一番迷惑をかけてしまった社員の男性に近づいていった。すると、私の気配を察知した彼は、くるっと振り返り、にっこり笑って「おはようございます。yukikoさんの車ご臨終です」と私に告げたのである…。

あぁ、やっぱり。。
去年の春に車検を取った時に既に忠告されていたのだ。
タイミングベルトがいつ切れてもおかしくないから、交換しておかないと、切れた場合エンジンもいかれてしまうと…。だが、私はその時、ベルトの交換が十数万すると聞き、ケチって車に“頑張れ!”と声だけかけて、車検が通る最低限のことだけしてもらい、ベルトの交換をやめてしまったのだ。その結果がご臨終である。

修理する場合、40万くらいかかってしまうそうで、私がガックリ肩を落としていると、周りにだんだん人が増えてきて、皆口々に「ありゃぁ、ダメだ。修理しないで安らかに逝かせてやれ」と言い出だした。そんなに皆でご臨終、ご臨終と言わなくてもいいじゃないか。。

だが、仕方ない、私は愛車を手放す決心をした。
ちっちゃくて全然スピードは出ないし、ハンドルは重いし、決して運転しやすい車ではない中古の安い車だったが、初めての外車で左ハンドルで、私のお気に入りだったのだ。この車であんなとこもこんなとこも行ったし、車の中であんなことやこんなこともしたのである。

私はこれまで3台の車とお別れをしたのだが、前の2台は行き先がわかっていたので、お別れも“次でも可愛がってもらってね”だったのであるが、存在そのものがなくなってしまうのは、初めてである。そんな別れは、もっと哀しくて切ない気持ちになると思っていたのだが、私は、自分の手でその命を終わらせたことに満足しているのである。最後の一瞬まで一緒にいられたことが私を納得させたのだろうか、それとも冷たい人間なのか…。

しかし、形あるものはいつか壊れる。寿命だったと思うしかない。
私は前向きに“神様が車もついでに新しくしちゃえ!”と言っていると思うことにし、また次の愛車選びに奮闘することにした。今度はどんな車でどんなとこへ行ったり、どんなことをしちゃったりするのだろうか。だんだん楽しくなってきたぞ。

な〜んて言っている暇はなく、とりあえず早く決めないと、せっかく“車通勤可”の職場を選んだのに、電車&バスで通わなくてはならないのである。

私は再度、愛車に感謝した。
“寒い冬を乗り切ってくれてありがとう”と。。

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2006年03月14日

ひと休み

e2814590.jpg“春眠暁を覚えず”とは本当によく言ったもので、ここのところ、毎日が睡魔との闘いである。おまけにすぐ近くで、こんな顔して老犬が寝息をたてて眠っているので、こちらもつい添い寝をしたくなってしまう。夕飯をとり、お風呂へ入るまでの間、起きていることができず、気がつくと彼女と頭と頭をくつけてグーグー寝ているのだ。はっとして目が覚めると午前1時。。あ〜あ、けもの道最終回終わっちゃったよ、なんてことになってしまう。

それにしても、動物というのは本当に癒しを与えてくれるものだ。
自分で言うのもなんだが、彼女と同居するようになってから、私は随分優しい人になったのではないかと思う。朝起きて、すぐ彼女の寝顔を見る。それだけで私は笑顔になっているのだ。以前はぶんむくれた顔をしていたのに、朝から笑顔だなんて私本人が一番驚いているくらいである。

だが、彼女との距離が近づけば近づくほど、彼女の命がそんなに長くないことを実感してしまうことになる。昨日できていたことが今日はできない。そういうことが日に日に多くなってきているのだ。老いというものには、何者も打ち勝つことはできないのだなと思うと、とても切ない気持ちになる。

彼女が粗相をしても、もう叱るつもりはない。
こちらがきちんと先手を打たなかったのが悪いのだ。
愛しいものの排泄物は、ちっとも汚いと思わないのだから不思議である。

人間の子供もそうやって可愛いと思って育てていけるのかな…。

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2006年03月13日

私、私、の私

週末メインで働く私にとって、月曜日は一番心安らぐ日である。ガテン系の仕事をしている私は、月曜日にはどっと疲れが出てしまうので、勝手に“何もしなくてもいい日”と決め、一日中ゴロゴロしていたり、ランと濃厚な時間を過ごしたりと、インドアに徹することが多いのだが、今度の月曜日だけはそうは行かなかった。

ゆっくり起きたものの、ランを散歩に連れて行き、毛だらけの部屋に掃除機をガーガーかけ、洗濯機を回し、ロディにまたがっていたら、あっという間に午前中が終わってしまった。お昼を食べ、午後は昼寝でもするかと準備万端寝る体勢に入ったのだが、ランの奴がぎゃんぎゃん泣き始めたので、眠気マナコのまま仕方なく寒空の下へと出て行った。少し歩くと、ランが気持ち良さそうに放尿しはじめたので、「そうだったのか、ごめんね。ゆっくりたくさんするんだよ」と声をかけ、出し切ったのを見計らって、よっこいしょと抱っこして家に連れて帰った。

もう一度仕切りなおして昼寝をしようと思ったが、実はやらなくてはならないことがたくさんあったことを思い出し、このまま用事を済ませてしまおうか、それともまた別の日にすればいいかと結構長いこと考えていたのだが、思い立ったが吉日だ。私は珍しく用事を済ませることに決めた。

メインは区役所に行くことである。それから、花粉対策の目薬を買って、車にガソリンを入れ、洗車する。これを月曜日にいっぺんにやることにしたのだ。我ながらなかなかアクティブである。とりあえずさくっと洋服だけ着替えて、ガソリンの殆ど入ってない真っ黒に汚れた愛車でさっそうと区役所めがけて走り出した。

FMから大好きな音楽が流れ始めると、私の気分も絶好調になった。ところが、ふんふんと鼻歌交じりで坂道を下っていると、いきなりブチっという音がして、みたこともないオレンジ色のランプが光りだし、私の愛車は道路の真ん中で言うことをきかなくなってしまったのである。ちょっと、どうしちゃったのよ、一体何がおこったっていうの!?後ろの車はぶぅぶぅ言ってるが、動かないんだから仕方ないじゃない。私が一番困ってるのよ。。

初めての経験にとまどいながらも、とりあえずハザードを出して、手押しでなんとか道路の脇に車を寄せた。そして、一息ついてから車屋で働いている弟に電話をかけてみた。事情を話し、何とかしてもらおうと思ったのだが、車屋関係は殆ど月曜日はお休みだと言う。あ〜、そうか…。とにかくJAFを呼んで車をどこかに運ぶことしかないだろうと言われた。

う〜ん、JAFの会員じゃないし、高くついちゃうな、などとケチなことを考えているうちに、“あ、そうだ。自分の会社の人に連絡してみよう!”と思いつき、ドキドキしながらも、藁にもすがる思いで電話をしてみた。すると、休みだというのに、私が立ち往生したところまで車を取りに来てくれるといってくれたのである。地獄に仏とはこのことか。現在地とどのくらいで到着するかなどを話し合い、私は電話を切った。あぁ、良かった、助かった。本当に私はいい会社へ入ったと感謝の気持ちでいっぱいになった。

そして、落ち着きを取り戻し、何の気なしにふっとルームミラーを見てみると、そこにはなんと貞子が映っていたのである。おいおい、やばいよ、やばすぎる…。

これまで出勤時には、もちろんちゃんとお化粧をし、コンタクトを入れて澄ました顔して気取っていたのだ。たとえ“妖怪箱女”というあだ名をつけられたとしても、「ひどぉ〜い」とはいいつつ、心の中では“そこまでまだひどくないだろう”などと思っていたのだ。だが、ルームミラーに映る私は妖怪箱女貞子であった。。

私は、口から胃が出そうなほどの勢いで走って家まで戻り、汗をかいた顔に卓上扇風機の風をあてながら、これまでで一番短い時間で化粧を終え、現地に戻った。ふーっ、間に合った。会社の人は、さっきまでの私を知らない。これから人事部を巻き込んで運命の人をリストアップしてもらうのだ。“妖怪箱女”というあだ名がついていると知れ渡っても大した痛手ではないと私は思っていたのだが、“貞子みたいな人”となどと言いふらされたら、私の会社生命は、一環の終わりである。

しかし、大事な大事な愛車が壊れちゃったというのに、私の頭の中は自分のことでいっぱいだった。“私はどうなっちゃうんだろう”そればかりだったのである。やはり私は私以上に何かを愛せないのだろうか…。

今頃になってようやく、車どうしよう…、と貞子に戻った私は考えあぐねているのである。。

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2006年03月12日

あだ名

今の仕事はチームワークがとても大切で、お互いに声を出し合ったり、アイコンタクトでわかりあっちゃったりすると、全体の流れがスムースになり、気持ちよく仕事をこなすことができるのだが、それとは逆に、コミュニケーションをとろうとしない相手と組むと、非常に仕事がしづらくなってしまう。

まだ6人全員が揃ってそんなに日にちは経っていないが、なかなかいい感じにまとまってきている。仕事柄か、中でも女子3人がすべて男らしく、さばさばテキパキしていてとてもやりやすいのだ。私は男らしさには自信があったのだが、この二人にはとても及ばず、いつも迷惑をかけてばかりいる。情けない女男だ。

さて、この女子二人、生活をとても楽しんでいるのだ。
32歳既婚子供二人の彼女は、扶養枠内で仕事をし、お休みの日は、ママさんバレー部のキャプテンとして、忙しくしている。もう一人は、42歳既婚子無しで、この夫婦は、最初から子供は作らないと決めて結婚したという。お互い旅行が大好きでおいしいものが大好きで、毎月必ず旅行へ出掛け、旦那がしょっちゅうお迎えに来ては、「今日はxxxでマレーシア料理を食べるのよ」などと言い、二人仲良く帰っていく。

そんな二人と仕事をしている私は、いつも幸せのおすそわけをしてもらっている。なんといっても二人とも明るく、話題が豊富で、笑いをとるのがうまい。一緒に仕事をしているといつも誰かが笑っているのだ。平和な職場である。

大抵は誰かをおちょくって笑っているのだが、私は、まさか私自身がネタになっているなどとは夢にも思わなかったのだが、どうやら私の知らない間に、私にあだ名がついたらしい。

その名も“妖怪箱女”である…。

もともとは誰かが、週に2〜3日しか働かず、実家でのんびり暮らしていることから、善意で“箱入り娘だから”と言ってくれていたものを、「箱ってどんな箱なんだろう?桐の箱?それって棺おけみたいな感じかな?」と話はふくらみ、結局、箱は棺おけで、しかも私はその中に片足を突っ込んでいる、ということに納まってしまったらしいのだ。まったくなんて話だ…。

だが、このあだ名のおかげで、人事部の30代既婚男子と、この既婚女子二人の3人で、社内の独身30代男性をすべて洗い出しリストアップするというところまで話は進んだという。全員一致で「彼女が腐り切る前に早く箱から出してあげなきゃ」と鼻息も荒く…。

あぁ、嬉しくて涙が出そうだ。
人事部が立ち上がったのだ。
妖怪箱女が箱から出て、人間になる日もそう遠くないかもしれない。

早く人間になりたい。。

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2006年03月11日

今日だけは…

大きなビルの中でデスクワークをしていた頃、私はよく窓の外を見ていた。

雲ひとつない青い空、どんよりとした曇り空、突然の雨、雪、虹、ピンク色に染まった夕焼け。。そうやって外の景色はいろいろな顔をみせてくれているのに、オフィスの中はいつも同じ様相を保っていた。

仕事の手を休め、窓の外を眺める。
外の景色はなんだかものすごく遠いものに感じられた。私を包む世界とは、まったく別の次元のもののように感じられたものだ。

そんな日々の中、青空に心地よい風が吹く日は、お昼休みにちょっとだけビルの外に出てみる。すると、ふっと“あ〜、ぱーっとドライブに行けたらなぁ”などと思う。だが、時間が来ると決まっていつもの世界に戻る。それが普通のオトナのすることである。だが、いつか仕事なんか放り出して、ぱ〜っとドライブに行きたい、と心の奥で思い続けていた。

潜在意識で強く思っている願いは叶うというが、それは本当だった。

青空にポカポカ陽気の今日、私はふっと“あぁ、ドライブがしたい”とあの頃の気持ちを思い出したのである。そして“なんだ、今、実現できるじゃん!!”とふっと思いついたのだ。

お客さんが途切れた時、私達は“運転の練習”という名目で、各自好きな車で試乗コースをブイブイ言わせながら突っ走る事ができる。

私は、2シーターのオープンカーのキーを回し、思い切りアクセルを踏んで、コースの中に飛び出していった。今まで別の次元にいた遠い青い空と私は一体化したのだ。
“なんて気持ちいいんだろう!私、ずっとこれがしたかったんだ…”

思わぬ所で思わぬ形で夢は実現するものである。
もしかしたら幸せってこういうことを言うんじゃなかろうか。

普段、欲しいものを手に入れようと躍起になっているが、本当に心の奥底で願っていることは、案外向こうから勝手にやってくるのかもしれない。

今日だけは、向こうからやって来た小さな幸せに浸っていようと思う。

明日からはまた、目をギラギラさせて“どこかに素敵な人いないかしら?”とアンテナを張り巡らさなければいけないんだから。。

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2006年03月10日

親が反対する意味

私は三人姉弟の真ん中に生まれたせいか、野放しで育った。親からあれをやってはダメだとかこれをしなさいだとか、言われた記憶が殆どない。おかげで頑固で自己中な娘に育ってしまったわけだが、実は、自由とはなかなか厳しいもので、自分で決めて選んだ道でくじけそうになっても、そこは自分で決めたこと。自分のケツは自分で拭いてここまでやってきたのである。多分。

また、我が家は、野放しであると同時に、オープンな家庭でもあった。
私だけでなく、姉も弟も、彼氏彼女ができた時は、皆普通に家に連れてきて紹介してきた。もちろん親は特に「ああいう人とお付き合いしてはいけません」なんていうことはなく、誰が来ても受け入れる、そんな雰囲気が我が家にはあった。

だから、姉が国際結婚をすると言った時も、親から出た第一声は「とにかく連れて来なさい」で、頭ごなしに「ダメだ!やめなさい!」なんてことはなかった。弟が結婚すると言った時も、同じ。とにかく会ってみる、それが我が家の家風なのである。

だんだん年頃になり、結婚を意識し始めるようになると、相手の親の意見というのが気になり始める。この時初めてみな“結婚は家と家がするもの”と思わざる負えないのではないだろうか。

私は8歳年下の彼と結婚ギリギリまでいったことがある。
彼のご両親は、彼が二十歳の時に離婚していて、彼はその後、お母さんにずっと面倒を見てもらってきた。だから、彼にとってお母さんの意見はとても大事なものだったのだろう。お付き合いが始まってすぐ、彼は私をお母さんに紹介してくれようとした。だが、彼のお母さんは、全く私を受け入れようとしてくれなかったのである。彼が「彼女を連れて帰省するよ」と言うと「そんなの連れてこなくていいから一人で帰って来なさい」と。。

私は、この時涙が出てきた。会ったこともない人から激しく嫌われる。そんな経験を生まれて初めてしたのである。どんな人物かわからなくとも、8歳年上というだけで門前払いを食らってしまったのだ。もちろん、私自身8歳の年の差が気にならなかったわけではない。反対も覚悟してはいた。だが、「どこの馬の骨とも知らない年上の女なんてやめなさい」なんて言葉を聞いてしまったら、それこそ骨抜きになってしまったのである。

だが、結局、彼が何度も私を実家に連れて帰るよう努力してくれ、最後は、お母さんのお許しももらい、障害はなくなったのだが、私達は結婚に至る事はなかった。今思うと、やはり私達は結婚するべき相手ではなかったのだろうと思う。なぜなら、彼のお母さんの目線と、私の両親の目線がかなり違ったからである。

これは、どちらがいい悪いの問題ではなく、見ている角度がただ違うのである。そして、すなわちそれは、その子供達にも引き継がれているのであって、いつか、彼と私の目線もずれてきて、埋めることができない溝ができてしまったかもしれないと思うのだ。彼のお母さんが激しく反対した時点で、それは如実に表れていたのではないだろうか。

私の結婚の唯一の理想は、皆に祝福されることである。
皆が「あ〜良かった。やっと嫁にいけたか」とほっと胸をなでおろすような、そんな結婚がしたいと思う。「野放しで育てたけど、嫁ぐことができたか」そう両親が思ってくれたら、親孝行ができた気になるではないか。そして相手の家族にも「なんだかよくわかんないけど、おもしろそうな子が家族になった」そんな温かい目で見てもらえたら、どんなに幸せだろう。

親の意見は、やはり粗末にしてはいけないのである。

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2006年03月09日

運命の人?

皆が「彼とはチュウできないなぁ」というHさんは、42歳で独身である。年齢からみると、私にぴったりのお相手なのだ。そんな彼は、とても仕事熱心で、まっすぐで、誰よりも不器用な人である。接客業は初めてとのことで、敬語の使い方が丁寧すぎたり、「お客様のお子様にも敬語を使ったほうがよろしいでしょうか?」などどいったことをミーティングで質問したりする。

先日大雨が降った日の事、私達は雨でももちろん傘を差したりカッパを着たりして、車に乗りたいというお客さんがいればご案内するわけだが、傘をさそうがカッパを着ようが、やはりびしょびしょに濡れてしまう。私は、せっかくのブローも台無しになっちゃうし、眉毛が無くなるんじゃないかと思うと“外に行きたくないなぁ”と心の中で受付希望満々だった。だが、チームの仲間は皆オトナ。誰もが「私が行って来る」という姿勢を見せる。そうされると、この私でもさすがに“やったー!”などとは思わず、「ううん、私が行く」と言う気持ちになるものの、ゆっくりカッパを着たりしているので、そんなことしている間に同僚は走って外に出て行ってしまうのだ。。

そんな中、そのHさんは、いつも一番に走って外へ出て行くし、中で休もうという気がないのか、全身びしょびしょになるまで外で頑張ってしまう。やがて、他のメンバーがだんだんつぶやくようになる。「彼、ビジュアル的にヤバイ」と…。

メガネがくもり、髪がべったり張り付き、顔が寒さで赤らんでいる。
そんな彼が「どうぞ」といって差し出す傘を、お客さんは皆とまどい「い、い、いいです」と傘を受け取らないのだ。常に全力投球の彼は、お客さんが傘を受け取らないと、アイアイ傘で必死にお客さんの頭上に傘を差し出す。お客さんは小走りだ…。

その様子を、その他のメンバーが室内から引き続き見ていると、誰からともなく「やっぱりアレやばいよね」とつぶやき始めた。やっとお客さんが途切れ、彼が室内に入ってくると、一番お姉さんでハキハキと意見を言うYさんが「Hさん、少し中へ入って暖を取ってください。風邪引いちゃいますよ」と優しく声をかけたのだ。私は“なるほど。こうやって声をかけると、自分は優しく見られるし、彼のヤバイ姿もなんとかなるわけだ”と妙に納得しながらやり取りを見守っていた。

すると、頑張り屋のHさんは、「いえ、大丈夫です。ここまで濡れたらもう同じですから」とにっこり笑って答えた。それを聞いたYさん、「いえ、風邪をひかれて会社を休まれたら皆が困りますから」とやや強い口調で返した。さすがYさん。だが、それでも彼、言うことを聞かない。「なんとかは風邪引かないっていいますから(笑)」「…。」皆無言だった。だが、Yさんはもう耐え切れなかったのだろう。「そうじゃないんです!Hさん、ビジュアル的に怖いから。お客さん、嫌がってますからっ」と言ったのだ。私は我慢できずに「うわぁっはっは〜」と大笑いしてしまった。するとHさん、ニコニコ笑って「そんなに怖いですか?」と喜んでいたのである。

そんなHさんと二人きりで3時間ほど仕事をすることになった。
彼はもちろん一生懸命仕事をする。私はその正反対で、常に“手を抜けるところはどこか?”と考えながら仕事をしているので、彼の一生懸命さがだんだん私にとっては無駄なことに思えてきてしまうのだ。嫌な女である。

手ぶらできたお客さんに対しても、いつも「お忘れ物はございませんか?」と声をかける。大抵のお客さんははっとして、車の中をみたりしてしまう。で、「あ、ないです」という流れができる。これは意外と時間のロスで、混んでいる時は、そんなことだけでもどんどん後ろが詰まってしまうのだ。だが、彼はそれには気付かない。。

そんな彼との3時間は、予想を裏切りとても楽しいものであった。
彼は意外とよく喋る。そして思ったより冷静に同僚を見て評価したりしているのだ。「彼は、できない振りをしていますが、本当はすごく頭のいい人ですよ」とか「彼女は、回転の早い人です」とか。私はびっくりした。Hさんは自分のことでいっぱいいっぱいの人だと思っていたからである。意外と余裕あるじゃん…。

そんなこんなであっという間に彼が先に上がる時間が来た。
だが、なかなか彼は上がろうとしない。最後に私一人でやらなくてはいけない仕事を、一生懸命手伝ってサービス残業をしようとしてくれているのだ。私は、嬉しかったが、何度も「大丈夫です。もう上がってくださいね」と言った。だが、「最後までお手伝いします」と言ってきかなかった。私がちょっぴり困惑していると、イケメン上司が現れ、「Hさん、時間過ぎてますよ」と声をかけた。それがきっかけで、ようやくHさんは、私に別れを告げ、「じゃぁ、すみません。お先に失礼します」と言って去っていった。イケメン上司と私と二人で彼を見送る形になった。

彼が去った後、イケメン上司、ニヤリと笑って「Hさん、やっぱりダメですか?」と飲み会のメンバーについて念を押してきたのである。その時、ふっと“Hさんみたいな人と結婚したら楽だろうな”と思った私がいたのだった。

運命の人ってまさか……。

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2006年03月07日

暗雲

久しぶりの飲み会と合コンのお誘いに、浮き足立っていた私だが、なんと暗雲が立ち込めてきたのである。

まず、イケメン上司からメールが来た。
一人目の参加候補者の名前が書いてあったのだ。私は携帯を眺めたまま、かたまってしまった。頭の中は真っ白だった。私は、勝手に類は友を呼ぶとウキウキしていたのだが、イケメン上司が指名してきた一人目は、人は良い、人柄は本当に良い人なのだが、皆が「う〜ん、彼とはチュウできないなぁ」という人だったのである。私は、そっちの展開をまったく予想していなかっただけに、遠い目になってしまった。

イケメン上司がしようとしている飲み会の趣旨は一体なんなんだ?
彼は、32歳既婚子なしで、あまり家庭の匂いを感じさせない人である。そこから勝手に未婚の友達がまだたくさんいて、それなりにイケメンを用意してくれると安易に考えていた私。。やはり一年のブランクは大きかったか。世間の荒波に揉まれて来たはずなのに、自分にとって都合の良い解釈ばかりして舞い上がっていた自分が情けない。とりあえず世の中は厳しいのだ。悲しいことだが何でも疑ってかからなければならないのである。

しばらく考えた挙句、私はイケメン上司に返信した。
「彼とは仕事中いくらでも二人きりになれるので、他の人でお願いしま〜す☆」とあくまでも軽く、だが、きっぱりと他をあたってもらうべくお願いしてみた。苦肉の策であった。その後、イケメン上司から返信が来た。「○○さん、ダメ?・・だよね〜」だと。おいっ、お前、自分が主役になるつもりだったのか!?その上、「今週は自分の予定がぎっしりで来週以降でもいいですか?」と言ってきたのだ。ふーっ。

彼が忙しいのでは仕方あるまい。彼に誘われた形になっていたのだが、押しているのは自分になってしまい、これではギラギラが完全に伝わってしまっている。。私は再びあくまでも軽く「イケメン上司さんがいなければ話にならないですもん。ご自分の都合を重視なさってください。こちらはいつでもOKです。楽しみにしてます。」なんてちょっと余裕を見せてみた。が、焦っている様子は伝わってしまっただろう。ふーっ。

日程が後にずれるというのは、一番悪い兆候である。
このままお流れになってしまいかねない。こちらに気持ちを重視していたが、もう一つの合コンに気持ちをシフトしておいたほうが良さそうである。

そんなことを考えていると、合コンの主催者Kさんからもメールが来た。
こちらは、「緊急事態発生!女の子の人数が足りないの!お友達にあたってみて☆」というもの。相手はばっちり揃っていて、もうこちらからの連絡待ちだという。

最初は“う〜ん、いい感じ。男性諸君はやる気満々なのね”と純粋に喜んでいたのだが、しばらくすると“そんなにガッツいてるってことは、あまりメンバー良くないかもしれないな”などと、今度は、疑ってかかるようになってしまった。自分が一番ガッツいてるくせにである。

私的には女の子の人数が足らなければ足らないほどOKなのだが、主催者は、そうは言ってられないだろう。数少ないフリーの友人に当たってみた。ところがこちらも一年のブランクを感じさせられることとなった。当時フリーだった子に彼氏ができていたり、仕事が猛烈に忙しい人になっていたり、皆状況は変わっていたのだ。ふーっ。

飲み会だの合コンだの、楽しい面ばかりを思い浮かべていた私だが、世間の厳しさをすっかり忘れていたのだ。

世の中そんなに甘くないのである。

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2006年03月05日

春は来るか!?

ものすごく久しぶりに飲み会に誘われてしまった。

一つはイケメン上司企画のプライベートな飲み会である。
最初、私は会社の部の飲み会だと思っていたのだが、どうやら、先月いっぱいで退職した女性Kさんが、思い切ってイケメン上司を飲みに誘ったところ「行きましょう。皆で」という話になったらしい。彼女は「二人じゃないじゃん…。」と落ち込んでいたが、こちらは棚からぼた餅である。

イケメン上司に「yukikoさん、Kさんと皆で飲みに行こうって話がでてるんですが、どうですか?」と聞かれたので、その話を小耳に挟んでいた私は、「はい、彼女が辞めた後もメールのやり取りしてるんで、行きますぅ!」と即答した。ついでに「メンバーは決まってるんですか?独身集めてくださいね☆」と一気に攻めてみた。すると、イケメン上司は「独身?あ、はい、はい」とちょっぴり怪訝な顔をしていたが、既婚男性ばかりと飲んでいても仕方あるまい。今回は一発イケメン上司には恋のキューピットになってもらおう。類は友を呼ぶというし、この飲みの男子のメンツは、私の中ではもうイケメンだらけである。ウキウキ。

さて、もう一つは、やはり辞めてしまったKさんつながりの合コンである。
ところが彼女、本当はちゃんと彼氏がいるのだ。私が「彼氏いるのに合コン行っても大丈夫なの?」と聞くと、どうやら彼女はその彼と結婚を考えているのだが、彼の方が前へ進む気がないらしく、もう何年もダラダラ付き合いだけが続いているという。だから、合コンをやるのだそうだ。私は、Kさんはすぐに次の人を見つけて、さくっと結婚してしまうのではないだろうかと思った。

なぜなら、別に私が貞操観念が固いとかそういうわけではないが、私はこれまで誰かと付き合いながらも新しい誰かを見つけるということができないできた。グレーゾーンが一つでもあれば、それをそのままにしておくことはできないのである。お片づけは一つずつしかできないのだ。。おそらくそれは、私のフットワークの悪さと面倒くさがりな性格のせいだと思う。そんな私に比べたら、Kさんは思い切り良くさくっと新しい幸せを見つけてしまうのではないだろうかと思ったのである。

それにしても“合コン”なんとも懐かしい響きである。
20代の頃は、そんな話もあちこちで出ていたが、ここ最近はめっきりなくなってしまっていた。だが、“合コン”というシステム、実は、若い子がやるよりも、30代になってからの人間同士がやった方が、効率がよいのではないかと思うのだ。なぜなら、もう的が絞られてきているからだ。何を一番大事とし、どこを妥協するか。ダラダラ時間をかけずとも見極められるはずである。

20代の最初の頃なんて、そんなこと全然考えずに合コンに参加していたように思う。楽しければそれでよかった。だが、今は微妙に違う。いや、はっきり違う。もちろん楽しいに越したことはないが、そこからグループで皆で遊ぼう!なんて展開はもはや考える事はなく、一本釣りしか考えていない。そんな者同士が合コンを次々展開させていけば、ぽこぽこカップルが誕生しそうではないか。

だが、そうはうまくいかないのがオトナの難しいところである。
的が絞られているとはいえ、そこへ的中する確立はかなり低いのだ。結局、あーだこーだとグチグチ言い、最後は女同士で反省会に至るのがオチといったところだろう。

あぁ、神様、今度こそそういうことになりませんように。。

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Posted by late_bloomer at 21:34Comments(16)TrackBack(0)