2006年02月28日

ご褒美

早いもので、もう2月も終わりである。
一月の終わりぐらいから就職活動やらなんやらで、バタバタしていたせいもあるだろうし、就職が決まってそのことばかりで頭が一杯だったせいもあるだろう、良い意味であっという間の2ヶ月だった。

去年の今頃を振り返ってみると、うそのような今である。
ベッドから起き上がれず、将来のことが心配で心配で私の心は真っ暗だった。ものすごく狭い視野の中で物事を考え、同じところをグルグルと周り、前へ進めないでいた。

だが、そこからちゃんと脱却できたのである。
それは、私が止まる勇気と捨てる勇気を持てたからだろうと思う。何かにしがみついている間は、他のものを見る余裕などまったくない。その世界だけが自分の世界であるかのように錯覚してしまうからだ。だが、思い切って立ち止まって、今もっているものを捨ててみる。そうすると、捨てた先には必ず新しい何かが待っているのである。

だが、行き詰ったらなんでもかんでも捨てればいいと言うものではない。
私は20代の頃、嫌なことはすぐに捨ててきた。そして、すぐ新しい違う何かを拾っていたのである。そこには、何の苦しみもなく、悩みもなく、ただ、嫌なことから逃げていただけであって、大切な何かを苦しんだ挙句手放したというものではなかった。そんな私に待っている新しい何かは、苦労しないで得られることを無意識のうちに選んでいる為、当たり前のようにすっとやってくる。そこには、何の感動も何の気付きもないのである。

でも、もう苦しい思いはしたくない。
できれば、このまま一生健康で平和な毎日がやってくることを信じたい。
だが、万が一、また苦しい思いをすることがあっても、私は、去年の私のようにガツンと沈むことはないだろう。苦しみをしっかり受け止め、それに真正面からぶつかって答えをきちんとだした経験がある限り、難問にぶつかっても、去年の私よりもっと軽く受け止めることができるだろう。

こうして、経験したことを無駄にせず、どんどん日々の生活に取り入れる。このことが“成長”なのだろうと、やっと私は知る事ができたのである。

渦中にいる時は、辛くて苦しくて“どうして私ばっかり?”と思ってしまいがちだが、それを踏ん張って乗り越えることができたら、一つ階段を上がることができ、その先には必ずご褒美が待っているのだ。

今のところ“おっ!これが神様がくれたご褒美なんだな”と確信できる何かはまだやって来ていないので、私はもうちょっと踏ん張る必要があるらしい。。

でも、踏ん張るにも限界があるんだから、神様、早いとこご褒美を私にくれ!

神様が「褒美は何がいい?」と聞いてくれたら“大学生のA君!”と答えてしまいそうな私に人気ブログランキング目を覚ませ!のクリックお願いします☆  

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2006年02月27日

きっかけ

私の仕事は天候に左右される。先日、初めて雨の日にあたった。傘を差していてもすぐ濡れてしまう様な大雨だった。こんな日に車に乗りにやって来る人なんているんだろうか…?と思っていたのも束の間、想像していた以上のお客さんがやってきた。濡れる事なんてへっちゃらなのである。

仕事をしている方としては、“何もこんな雨が降ってる日に試乗しなくてもいいだろうに”と思うのだが、来る側としては、通常より空いてるとか、車検まで日がないとかいろいろな理由があるのだろう。冷やかしのお客さんが少ないように思った。

晴天の日は、バカップルやぎゃーぎゃーうるさいガキんちょを連れたファミリーがわんさかやってくる。だが、その日はそういうお客さんが殆ど来なかったおかげで、仕事は比較的暇だった。そして、なんという運の良さだろう。私はそのまったりした時間に、獲物の大学生A君と二人でカウンターに座って仕事をすることになったのだ。データをものすごく器用な手つきでパソコンに打ち込むA君をうっとりみながら、かねてから気になっていた質問をしてみることにした。

どうも、私の意見と彼のお母さんの意見がかぶるらしく、私が何か言うと「お母さんも同じような事を言ってた」といつも言われていたのだ。がっくりである。“お母さんは一体いくつなんだろう。私と変わらないくらいの年のはず。聞きたいような聞きたくないような…”と前々から複雑な思いを抱えていたのだ。

お弁当をいつもお母さんに作ってもらっているという話から、「ね、お母さんって幾つ?」とさりげなさを装って聞いてみた。すると、「40代後半くらいかな」という返事。“なんだ、私より10歳も年上じゃない”とちょっとほっとしたものの、お母さんといつも比較されてるようでは、お母さんとの年の差なんて彼にしたら関係なく、中年は中年でひと括りなのだろうと思った。寂しい限りである。。

そんな話の後、めげずに彼女と付き合うことになったきっかけを聞いてみた。私はその手の話が大好きである。誰かが誰かと付き合うようになったきっかけってものすごく興味をそそられるではないか。

以前「同じ大学だから」ということは聞いていたのだが、「そうじゃなくてさ、例えば、席が隣になって会話が弾んだとか、学食で見かけて、気になって声をかけたとかさ。そういう詳しいことを聞いてんのよ」と私が目をギラギラさせて聞くと、彼は“ババァ、気合入ってるな”という顔をしながらポツリポツリと話し始めた。

どうやら、もともと男子の仲良しグループと、女子の仲良しグループがあり、男子グループの中の一人が「あの子達に声かけようぜ」と言ったことから、二つのグループが合体し、男女混合のグループに発展したという。

そんなある日、彼女から「仲良しの友達と行くはずだった映画の券があるんだけど、彼女一緒にいけなくなっちゃったの。A君良かったら行かない?」と単独でのお誘いがあったそうだ。彼はすぐ“あ、これは…”と思ったという。そんなベーシックな嘘をつく方も、騙された振りをする方もなんだか大人っぽい…。A君は、友達だし気が合うし、断る理由もなかった為、一緒に映画を観に行ったという。

そこまでで話が終わってしまったので、「ちょっと!その先が肝心なのよ。映画観て、そんでどうしてお付き合いする事になったわけ?」とガッついて聞いてみた。すると、「映画を観て、ご飯を食べてそれで別れたんだけど、電車に乗ったら彼女からメールが来て…、見たら“付き合ってください”って書いてあった…」すげぇ、彼女…、やり手である。「で、なんて返信したの?」と聞くと「うん、みたいな…」だと…。

会ってる間はそんな話はせず、お互い一人になって、電車に乗ったタイミングを見計らって、メールで告白する。なんて高度なテクニックなんだ…。

私は、なんだか自分のアホさ加減に嫌気がさしてしまった。
私はこれまでそんな上手に獲物を獲得したことなど一度もない。
私だったらまず、“断られたらグループ交際も気まずくなっちゃうだろうな”だのなんだの考えて、彼女のように行動できなかったと思うのだ。自分に自信がないのである。だが、彼女は自信があったのだろう。そして賢く計算した。いや、もしかしたら生まれ持った才能かもしれない。A君のような賢くて真面目で可愛い男の子を、自分の彼氏に簡単にしてしまうなんて。。こういう女がどんどん自分で幸せを掴んでいくのである。

私は考えどころを間違えていたように思う。
欲しいものは欲しい、ただそれだけでいいのだ。
要は“どうやって手に入れるか”それだけなのである。
xxだったらどうしよう、だの、シミュレーションはまったく必要ないのだ。

今度、フリーの獲物がいたら、この手で落としてみようと思う。

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2006年02月26日

本日の格言

結婚するより、恋する方が難しい


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2006年02月25日

本日の格言

年下男と結婚するなら、弓子となるもルミ子となるなかれ


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2006年02月24日

もうすぐ春だもん

一年ぶりに馴染みの美容院へ行った。ここの美容師Kさんとはもう10年来のお付き合いになる。ずっとずっとこの美容院へ行きたかったのだが、ここの美容院で最後に発作を起こしたこともあり、この一年間怖くていけなかったのだ。

その間、行き当たりばったり的に“あまり混んでないけど若者風”の美容院を選び、通っていたのだが、いつもどこかに不満を残す仕上がりで、美容院に行った後“このままどこかに出掛けたい”という気分になったことは一度もなかった。

ここ何日か“あまり混んでない若者風”の美容院に予約の電話を入れていたのだが、担当してくれていた人が「体調不良のためお休みです」とずっとお店に出ていない様子で、私の我慢は限界に達した。私は、美容院へ行きたいと思ったらその日にいかないと気がすまないタチなのである。その勢いに任せて、思い切ってKさんの美容院へ電話をしてみた。すると、どうやらその日は空いてるようで、すぐにやってくれるという。思い切って予約をした。急いで支度しなくちゃ。。

緊張半分、嬉しさ半分でお化粧をバッチリし、Kさんの美容院へ向かった。ここの美容院はいつ行っても混んでいたのに、その日は嘘みたいに空いていた。私が席に座っていると懐かしい顔が鏡越しに見えた。「久しぶりだね」とにっこり笑うKさん。彼はこの一年の間に私に2回手紙をくれていた。もちろん営業的意味合いの手紙なのだが、なんとなく“どうしたの?何かあったの?”と心配している様子が伺えて、私は何度か美容室宛に手紙を書こうかと思ったのだが、暗い話を手紙にしたためるのも気が引けて、そのままにしてしまったのだ。

Kさんが「心配したよ。怪我でもしたのか、それともどこか引越ししちゃったのかって…」と言い終わらないうちに、この一年で起きたいろいろなことを私は喋りまくった。Kさんとはプライベートなお付き合いは一切ないが、美容院にいる時間は長いこともあり、Kさんは私の私生活を殆ど知っている人である。私より3つ年上で若さをキープし続けているKさんは、私にとってお兄さんのような良きアドバイザーなのだ。

それにしても一年というのは意外と長い歳月らしい。。
美容院が入っているビルの一階にあった上海料理のお店は、カイロプラクティックに変わっていたし、向かいのビルの一階にあったパン屋さんは、2度もオーナーが変わり、現在は変な名前の変な趣向を凝らしたパン屋さんに様変わりしていた。

そして、Kさん自身にも変化があった。
Kさんには奥さんと可愛い娘がいるのだが、離婚が成立し、後は慰謝料等の金銭面の折り合いをつけるだけだという。確かにうまくいってないとは言っていたが、本当に離婚しちゃうなんて、なんだか私の話がちっぽけな話のように思えた。

そんな話から発展して「寂しい時はどうするか?」という話題になった。Kさんは言った。「例えばペットが死んで悲しくて寂しくても、新しいペットを飼うといつかその寂しさはなくなる。付き合っていた彼氏と別れて辛くて寂しくても、いつか新しい彼氏ができてその穴もふさがる。人間はもともと寂しい生き物なんだけど、今抱えている寂しさは、いつか新しい別の代わりが出てきてどうにでもなるんだよ」と。

このKさん、普段はどうでもいいことばかり話しているのだが、私がちょっと悩んでいたりすると、いつも“なるほど〜”と思うような話をしてくれるのだ。今回も、ちょっぴり寂しい病にかかっていた私だが、なんだかウジウジしてる自分がバカバカしく思えてきた。

それからKさんは「“好き”っていう感情ほど不確かなものはないんだよ。大好きが大嫌いになることはたくさんあるんだ。恋愛は好き嫌いでしてもいいけど、結婚はその人を人として尊敬できるかどうか、人間性で選ばないとダメだよ」と付け加えた。うん、うん、納得である。

そんな話をしているうちに、私の髪はすっかり綺麗に蘇っていた。さすがKさん。彼にはイメージを軽く伝えるだけで、いつも私の想像以上の髪型に仕上がる。私の顔の形、頭の形、癖が強く出る部分…、彼にはそんなこと全部知られているのだ。

綺麗になった髪をみていたら、毎朝巻き髪をして会社へ通っていた頃をふっと思い出した。今迄手をかけられなかった部分にも、徐々に気を配れるようになってきたのだろう。Kさんと別れた後、私は浮き足立った心で、綺麗な髪に似合う春らしい口紅を買って帰った。

だが、家につくと親父が出てきて「昼飯はうまいうどんがあるぞ」といきなり話しかけてきたので、私のウキウキした心は一気に現実の生活に引き戻されてしまったのである。

今日のお昼は、クロワッサンサンドにカプチーノの予定だったのに。。
頼むよ、親父…。

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2006年02月23日

映画もいろいろ

自宅から車で15分程のところに映画館ができてから、ちょくちょく足を伸ばすようになった。それまではレンタルビデオで映画は充分だと思っていたのだが、やはりあの大画面と音響の良さで、同じ映画を観ても感動の度合いは違うものだと今更ながら痛感している。

ここのところご無沙汰だったが、久しぶりに2週続けて映画を観てきた。
一週目は、ずっと前から観たかった「美しき野獣」である。
テレビドラマ「天国の階段」からクォン・サンウのファンになり、「悲しき恋歌」ではもうメロメロになってしまった。その彼がスタントを殆ど使わず、今までとはまったく違ったキャラクターを演じ、「これまでで最高の映画だ」と言い切る作品である。サンウファンとしては見逃せまい。

私は観る映画を選ぶ時、あまり評判に踊らされない。
CMで「感動で涙が止まりませんでした」なんていってる映画は大抵嘘っぱちで、感動できたためしがないからである。それと「アカデミー賞最有力候補」とかなんとかいっている映画もあまり気が進まない。感動するかどうかは人それぞれであって、賞をとろうがなんだろうが、私がいいと思わなければその映画はよくないのである。観終わった後、単純に「あ〜おもしろかった」と思い「お金を払ってでも観てよかった」と思えればそれでいいのだ。

なので、映画を選ぶときは、好きな俳優・女優が出てるとか、なんとなく自分と相性が良さそうだなと思う映画を選んでみる。好きな人が出ている映画であれば、多少内容がつまらなくとも納得できるものだ。その人を大きな画面で見ているだけで大満足できるからである。

さて、今回観た「美しき野獣」であるが、サンウは全然美しくなかった。というより、むしろ醜かった。確かに今までのキャラクターとは全然違うのだが、そんなに汚くしなくてもいいじゃん、というくらい汚かったのだ。私の好きなサンウじゃない。しかも、私はテレビドラマの日本語吹き替えでしかサンウを観ていないので、字幕で映画を観ていてすごく違和感があったのだ。「あの声サンウじゃない…。」と。

だが、やはり好きな人を見ているのは、あっという間に時間が過ぎてしまうもので、テンポよく進むストーリーに引き込まれ、2度ほど涙を流してしまった。サンウが汚かったので、期待通りではなかったが、「あ〜おもしろかった」と単純に思えたので合格である。

その次の週に観た映画は、不本意ながら、評判の高い「男たちの大和」である。邦画はあまり映画館で観たいと思わないし、なんとなく相性が悪そうな予感がしたのだが、もしかしたら評判どおり泣けるかもと思い、重い腰を上げていった。

だが、自分の勘は大抵当たるもので、私は最初から最後まで「早く終わらないかなぁ〜」という気持ちで観ていた。ストーリーは戦争物である限り、大体の予想はつく。そして随所に泣かそうとする場面が出てくるのだが、どうも泣けなかった。

戦争について考え、生き残った者、生きている意味などを問う映画だと思うのだが、私は、エンドロールが下り始めた瞬間に席を立ってしまった。

その時、近くの席に座っていたおばあちゃんが目に入ってきた。おばあちゃんはメガネを取り、涙をハンカチで拭っていた。とても私のようにすっと立って映画館を後にするようなことはできない様子だった。

私はその時、自分の浅はかさに気付くことになった。私は、まだまだ戦争のことを何もわかってないと…。映画そのものは楽しめなかったが、あのおばあちゃんの姿は私に訴えるものがたくさんあった。

映画館には、映画以外にもたくさんのドラマがあるのだ。

戦争はダメだ。
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2006年02月22日

欲望を持て!

人が生きていくうえで、欲望を持つということはとても大事なことだと思う。それに向かって努力し、手に入れる。心が満たされる。そしてまた新たな欲望を持つ。その繰り返しが人を前向きにし、豊かにしていくのだと思う。

知らないうちに病気が進行していた頃、私はどんどん欲望がなくなっていった。とにかく欲しいものがない。何かをしたいという欲求も殆どない。私の望みはひたすら家でのんびりしたい、それだけだった。そんな毎日が豊かであるはずがない。時間の流れに逆らっているようで心と体のバランスがうまくとれなくなっていた。

しかし、本来私はかなり貪欲な人間である。
欲しいものがあれば絶対手に入れたい。手に入れるまではとにかく夢中だ。そして一つクリアすると、もうすぐ次のターゲットが表れ、またそれに向かって全力投球することになる。夢中になっている間というのは、本当に充実した時間を過ごしているものだ。そんな時間を過ごした上、自分の欲しいものが手に入った時の満足感。これぞ、“生きる”ということではないだろうか。

ここのところ、ムクムクと欲望が湧きあがって来ている。
小さいところからいくと、まず財布が欲しい。私はもう同じ財布を10年以上使っている。確かハワイに行った時に買った、カルティエの財布である。大きさ、カード入れの数、小銭入れの使い勝手、すべてに満足していて、ずっと同じ財布を使い続けてきたのだ。だが、そろそろ買い替えの時期になったらしい。財布を出しただけで貧乏臭さが放たれる。せっかくのブランドもこれだけヨロヨロになっては逆効果というものだ。できれば同じ物が欲しいのだが、もう製造販売していないので、新しい財布を見つけなければならない。

メガネケースとキーケースもその時一緒にカルティエで買ったので、カルティエにしようかと思っていたが、キーケースはもう使ってないし、メガネケースと財布を一緒に出す機会もそうそうないから、別のブランドにしようと考え直した。財布だけは贅沢なものが欲しい。一番人前で出す機会が多いものだからだ。…見栄っ張りである。

しかし、どんな財布がいいか外出する度にお店をのぞいてみるものの、どうもピンと来るものがない。今は値段は度外視だ。欲しいと思えばいくらお金をかけてもいい。だが、欲しいものがなければ1円だって出したくない。こういう買い物は自分では◎だと思っている。

だが、最近知ったのだが、財布は自分で買うより、成功した誰かに買ってもらうと自分も成功できる、というのだ。まぁ、幸せのおすそ分けみたいな意味合いだと思うのだが、そんな話を聞いてしまっては、成功した誰かに買ってもらいたいと思ってしまうではないか。だが、なかなかお願いできる相手にめぐり合うのも難しく、今のところ八方塞で、当分お財布を買い換えることは難しそうである。ふーっ。

次にちょっぴり値段のはるところでは、車が欲しい。
これはキャッシュがなくても買えるが、今の私ではローンさえ組めない。とにかくローンが組めるようになるまで働かなくては。。そして毎日お気に入りの車で会社に出勤するのだ。想像しただけでワクワクする。これぞ前向き思考ではないか。

そして、物欲だけでなく、行きたいところもたくさん出てきた。が、悲しいかな、そんな時に限って相棒がいないのだ。私は一人旅ができるほど人間ができてない。どこへ行くかより誰と行くかを重視するくらいである。だから、とにかく一緒に旅行ができるような相手に出会うべく、嗅覚をするどくして毎日を過ごそうと思っている。

そんな大きな外出だけでなく、仕事のない日、朝起きて“今日は何しよう”と思えるのだ。こんな感覚何年ぶりだろうか。まだ、ぱっと行動に移せるほどではないが、“何しよっかな〜”と思えることが今は素直に嬉しい。それがたとえ掃除や洗濯であってもだ。

そういう小さな欲求から、大きな欲望まで、それらを持つことで人生成り立っているのではないだろうか。

もう少しで久しぶりのお給料日だ。
2万円くらいだから、なぁんにも願いはかなえられないが、その2万円をどう使うか、それを考えるのもなかなか楽しいものである。

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2006年02月21日

敬いたい

諸外国に比べて、日本は年長者を敬うという姿勢が低いように思う。
家庭内では子供が一番優遇されるし、社会へ出ても年長者の意見に耳を傾けるという習慣が薄いように思える。なぜだろうか?

私の職場では、中途採用も多く、年齢や身分はバラバラだ。
60歳のアルバイトもいれば、それを使う20代の先輩社員がいたり、同じアルバイトの中でも学生が古ければ、指示を出すのは学生になる。

私は、その中では中途半端な年齢で、新人で、ちょっと微妙な立場だ。
というのも、60歳の同僚、なかなかどうして頑固者で自分のやり方を押し通そうとするきらいがあるのだ。それが全体から見て筋が通っていて、会社にとっても利益があがるやり方なら誰もが従わざる負えないだろう。だが、彼のやり方は、ただ単に杓子定規であって柔軟性に欠ける。そのままやっていたら、あちこちにひずみが出てしまうのだ。私は彼の指示にも返事をしつつ、一番効率のよいやり方を教えてくれる社員の言うとおりに動いている。なんかやりづらい…。

彼の一番信条としているところは、始業の15分前には仕事ができる体勢を整えておく、休憩時間も10分早く切り上げて仕事に戻る、トイレは休憩時間以外にいかない、などである。それはそれで個人として守りたいのなら一向に構わない。だが、業務的には彼にはまだまだ未熟な点があり、教わることが多いと思うのだ。だが、彼はなかなか若い人からの指示を受け入れない。「あのうるさい女は大嫌いだ」と言って、女性社員の注意に耳を貸さず、返事さえしない。私はこれにはがっかりしてしまった。

好き嫌いで返事をしなかったり、周囲の人間と歩調をあわせてやろうとしないのでは、彼は浮いてしまうし、仕事が円滑に進まない。実際、誰もがそう思い始めてきている。彼一人がそのことに気がついていないのだ。

彼には大きな大きなプライドがある。
40年間正社員としてどこかの会社を勤め上げてきたのだ。当然、辞める頃はそれなりのポストにいたのだろう。だが、それは過去の話だ。現在の職場では、たった2ヶ月のキャリアしかないただのアルバイトである。だが、彼はそれを受け入れられないでいる。今でも偉かった頃の影を引きずっているのだ。

高齢者の職場が少ない原因として、使いづらいという現実があるのだろう。とりあえず表面的には素直に「はい」と言って指示通り動く若者の方がはるかに使いやすいし、また飲み込みも早いのだ。

世の中の60代の男性が皆彼のように頑固者だとは思わないが、同じような傾向は見られると思う。そして、現役であっても、年功序列でお給料が上がっていくような会社では、「使えないオヤジ」というのがたくさんいるのだ。それを見た若い世代が、「あぁ、彼ってやっぱりすごいな。見習わなくちゃな」と思えというのはかなり無理があるといえよう。

年長者=尊敬に値するとは限らない。
その傾向は、悲しいことだがここ数年でますます強まっている気がしてならない。

本当は、若者に比べてたくさんの修羅場をくぐり、たくさんの経験を積んできたはずの年長者。もっと違うやり方でそれを見せ付けて欲しいと思う。

若者だって、本当は教わりたいことがいっぱいあるのだから。。

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2006年02月20日

give&take

DNAがそうさせたのか、環境がそうさせたのかよくわからないが、私は気がついた時には、自分が一番大切で、大好きで、自分の世界を守ることだけに力を注いで来た様に思う。
そんな私のする恋愛は、いつも求めるばかりで“与える”という大事な部分が欠落していたように思う。

同じ失敗を何度もしてきた。“どうして私をもっと理解してくれないの?どうしてもっと優しくしてくれないの?”と。今になってようやく気がついた。自分が理解しないから、自分が優しくしないから相手もだんだん気持ちが薄れてくるのだ。よく言うように、相手は本当に鏡で、自分が変わらないと相手も変わることはないのである。

それを気付かせてくれたのは、実は、犬のランだ。
彼女はうちにきてもう15年になるが、私が必死になって面倒を見たのは、子犬で可愛かった頃とここ数ヶ月だけである。

祖母がまだいたころ、ランは一番祖母に面倒を見てもらっていた。
その祖母が亡くなってからは、母が面倒を見ていた。私と母が同時に車から降りると、ランは迷うことなく母の元へシッポを振って寄って行く。私はそれを眺めながら「私だって可愛がってるじゃない」と思っていたものの、私が彼女にしていたのは、私がしたいときに頭をなでたりすることだけだった。そんなの勝手な愛情で、自己満足に過ぎない。犬のランはそのことをよく知っていたのだ。

この冬、私は本当にランの面倒を良く見ていると思う。
いや、面倒を見ているというより、彼女の存在が私にとって大切で仕方がないのだ。彼女より私が彼女の事を大好きで必要としているのだ。

ランは寒がりなので、いつもの場所にホットカーペットを買ってやり、夜は、玄関付近はホットカーペットがあっても寒いので、ヒーターのついた私の部屋に抱いて連れてくる。もうそれが日課になった。部屋中に白い毛が飛び散るが、その抜けた毛でさえも愛しく感じるのである。

毎朝、散歩に連れて行き、トイレをすませブラッシングをする。
知らないおじさんから「飼い主さんがいいから真っ白で綺麗だね」と言われる。そんな風に言われたのは、15年間で初めてのことだった。できることは今のところすべてやっていると思う。ストレスが溜まると円形ハゲができるランだが、今はどこにもそんなものは見当たらない。

私のそんな気持ちが通じたのか、私の後追いをするようになった。
部屋に一緒にいても、必ず足元に近づいてきて、近くで寝ようとするし、ほんのちょっと部屋を空けるだけで、寂しそうな声を出す。母のことなどそっちのけだ。やっと両想いになれたのである。

相手が犬だから何の見返りも求めていないかというとそんなことはなく、私は、彼女が私を必要としているというリアクションが嬉しくて、それが欲しくて面倒を見ているのではないだろうかと思う。私の近くで安心しきった寝顔、それを見せてもらえることが私を満足させてくれるのだ。

私はこれまで、そんな風にして人に愛情を注いだことがあっただろうか…?

いくつかの恋愛を経てきたわけだが、本当にその相手に愛情を持ち、自分の時間を割いてまでその相手を受け入れてきたことがあっただろうか?私はまだ本物の愛情を誰かに注いだことがないのではなかろうか。だから、今も一人なのではないか。なんてったって、私は私にだけ愛情を注いできたのだから。。

私は、これからカッと目を見開き、自分にとって必要だと思った人を見つけ、その人が私を必要としてくれる、そんな態度を見せてくれるまで一生懸命になりたいと思う。そしてお互いを受け入れ譲歩していくのだ。

give&takeの精神でやっていこうと思う。

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2006年02月18日

今度の獲物

社会復帰をしてから約2週間が過ぎた。うち出勤したのはその半分の7日程だが、随分人にも仕事にも慣れてきたと思う。まぁ失敗は常にするものの、なんとなく円満な社会生活を送れているようで、ほっとしている。

これまで何回か転職をしてきたのだが、私は幸運にも職場が変わるごとに“獲物”を見つけることができ、それを楽しみに最初はホイホイ会社へ通うのである。

20代までは、その獲物を見事捕獲し、自分のものにしたこともあったりしたが、30代に突入してからは、ガクンと捕獲率が下がってしまった。なぜなら、自分の年齢が上がれば、必然的に獲物の年齢も上がるわけで、おいしそうな獲物は、もう他の凄腕ハンターに仕留められてしまっていて、指輪なんかはめたりしているからだ。そういう獲物に私は食指が動かない。

私が本気で獲物を仕留めようと思った時は、単独でひっそりと動くのだが、ちょっと無理目だったりすると、ペラペラと獲物がいることを周りにはなし、そういう話で皆と仲良くなったりしたこともあった。

前の職場でもすぐに獲物は見つかった。
5つ年下のラガーマンだった。私にとっては5つの年の差なんて完全な射程距離である。だが、まったく相手にされなかったのだ。まぁ、年齢差だけが原因ではないと思うが、獲物に敬語を使われてしまっては、なかなか前には進めまい。だが、その獲物がいたおかげで、ラグビー部に知り合いができ、楽しい会社生活を送ることができたのだ。獲物が捕獲できなくても、宝のような副産物を得ることもあるのである。

さて、今回の職場だが、もちろん獲物はもう見つけてある。
だが、悲しいかな、今度は完全に射程距離にない年齢差だ。いや、正確には、私にとっては射程距離だと思いたいが、相手にとってはまったくありえない距離なのである。弟でもなく、息子くらい年の離れた相手だ。

彼は大学一年生。
仕事はできるし、笑えるし、よく気がつくし、人懐っこい。とにかく可愛くて仕方がないのである。まだ何日も仕事を一緒にしたわけではないが、私は気がつくと彼と話をしている。根堀り葉堀り何の恥じらいもなく、青春真っ盛りの彼からいろんなことを聞き出し、一人楽しんでいるのである。

彼には同じ大学に通う彼女がいるそうだ。
どうやら今が一番ラブラブらしく、彼女に、何でもないときでもプレゼントをしてしまうという。先日も一緒に買い物に行って、彼女に「わぁ、これ可愛い☆」とピアスを見せられたので、そのままそのピアスをパっと奪い取り、レジへ直行しプレゼントしたと誇らしげに言っていた。“へぇ〜っ、楽しそうじゃん。自慢げな顔しちゃって…。でも、そんな時期は長くは続かないもんなんだよ”などと、私は心の中で毒を吐きつつ「うわぁ、彼女喜んだでしょう?」なんてつまらない返事をした。

しかし、そんな話を聞いたからには、バレンタインデーのことも聞かなければならないだろう。「ねぇ、で、バレンタインデーは何したの?」と突然聞くと、「で、って…。」と困りながらも嬉しそうな顔をして話し始めた。

「やっぱり手作りチョコと何がしかのプレゼントを貰ったりしたわけでしょう?」
「(コクンと頷き)手作りチョコと手作りティラミス、それにプレゼントを貰っちゃった」
「えぇっ!ティラミスも手作りなの?」
「クリスマスの時に作ってくれてすっごくおいしかったから、今回はリクエストしたんだ」
“あ〜そうかい”
「へぇ〜っ、すごいねぇ。ティラミスってのは買うものだとばっかり思ってたよ」
「…。彼女上手なんです☆でも、そのほかにカードが入ってて…」
「うそ、まさかそれが一番嬉しかったとか?」
「(コクンと頷く)」
“ったく、アホらしい…。”
「○○君、大好き」とか書いてあったわけ?」
「ん〜、まぁ、そんな感じっす」
「・・・。(首をかしげる)」
と、こんな感じで何の実りもない会話が永遠と続くのである。

だが、彼は話したくて仕方ないし、私は年寄りのぼやきに付き合うよりよっぽど楽しいので、私と彼の利害関係は一致し、よく話すようになったのである。最近は、彼の方からも私を見つけると何かと話しかけてくるようになったのだ。可愛い限りである。

と、そんな会話をしていると、あっという間に仕事は終わってしまう。そんな楽しみでもなけりゃ、そうそう仕事は楽しめまい。

ふっと気になり、来月のシフトについて私が上司にいろいろ質問していたら、彼がそばで聞いていて、上司が去った後、「土日だけじゃなくて、平日も来ればいいのに…。」と彼が私に言ったのである。彼はいま学校がお休みで、平日もガンガン働いているのだ。“やだぁ、私にもっと会いたいってこと?やっだ〜♪”

ってなことで、私は来月から平日も仕事をしたい旨上司に話し、めでたく平日一日、土日で二日。合計週3日働くことになったのだ。

だが、待てよ。
よく考えてみると、彼はまた学校が始まると週末だけのアルバイトに戻るのではないか!?
あぁ〜、やられた・・・。

いやいや、そんなことを考えてる場合ではない。
少しでも多く働いて、老後の為に貯蓄しなくちゃなぁ。。

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