2005年07月30日

夫婦の不思議

犬の散歩をしていると、時々とても素敵な老夫婦と出会うことがある。二人とも穏やかに何か話をしながら、散歩を楽しんでいる。どんな話をしてるのかはわからないが、多分、なんてことないごくごく普通の会話をしているのだと思う。私にはとても羨ましく、いつも“どうしたらあんな素敵な夫婦になれるのだろう”と思わずにはいられない。

私の父は、早稲田大学を卒業し、総合商社で長いこと営業職をしていた。接待接待の連続で、平日の夜、父と一緒に食卓を囲んだ覚えは殆どない。たまに早く帰って来ても大抵不機嫌で、私たち子供に当たることも多かった。いきなりテレビのチャンネルを何も言わずに野球に変えてしまったり、自分がお風呂に入りたい時に誰かが入っていると怒鳴ったりした。

思春期特有のものなのか、それとも私と父の問題なのかわからないが、中学生になった頃、私は殆ど父と話をすることがなくなっていた。
父はいつも自分中心の生活をしていた。機嫌が悪ければ感情をそのまま私達にぶつけるし、機嫌がよくなると、まるで別人のように子供にベタベタしてくる。私はそれが特にいやだった。

最近になって、母にいろいろ新婚当時や私たちが幼かった頃の話を聞くと、信じられない話が出てくる出てくる。当時の母は「養ってもらっている」という意識が強かった為、父の言うとおりに生活してきたという。私には覚えがないが、小学校6年の時、私は学校で「お母さんがかわいそう」という内容の作文を書いて、担任の先生に心配されたそうだ。かなり“俺様”だった父・・。

父は常に「良い学校へ行け。良い会社へ行け」と口にしていた。
今になれば、そのことも決して間違いではないことはわかる。やはり環境は大事だ。良い学校や良い会社にいる人が良い人とは限らないが、少なくとも大企業に入ると、職場環境や待遇がかなり違う。きっと父は、それが言いたかったに違いない。だが、父の言葉は当時の私には届かなかった。

そんな父が定年を迎えて毎日家にいる日々がやってきた。
会社に行かなくなって2〜3年は、出勤していた当時のように、同じ時間に起き、同じ時間に食事をしていた。だが、それ以外に父は何もせず、ただ毎日テレビを見ては昼寝をしていた。
母はだんだん苛つき始め、父に「何か始めたらどう?」と勧めるようになった。だが、仕事一筋で来た父に、いきなり何かを始めろという方が無理がある。一番父に似ている私は、父の気持ちが誰よりもわかった。しかもその頃の私は、仕事に疲れていたので“散々時間にしばられるサラリーマン生活をしていたのだから、好きにさせてあげればいいのに”と思っていたほどだ。

だが、父はその後も何もしないまま数年を過ごしてしまった。
父にとっては、早稲田大学卒業、大手総合商社勤務。これがすべてだったのだろう。今でも過去の栄光(?)を引きずり、その呪縛から逃れられずにいる。何をするにも高い高いプライドが邪魔をしてしまい、どこにも馴染めずにいる。だが、自分を大きく見せようとすることだけは忘れない。そんなこと自信のない人間がすることだ。地位と共に自信も失ってしまったのだろうか・・。

そんな父を見て、母は何度も癇癪を起こす。それに対し父は小さくなり子供のように言い訳を繰り返す。パリッとスーツに身を包んでいたあの頃の父の姿は、残念ながらもう見る影もない。

夫婦の立場は逆転した。自分の意見を通す母と、何を言われても我慢する父。お互いの言い分が私にはわかる。だが今更、二人ともお互いを思って変わることは難しいのだろう。「別れたら?」と母に言ってみたものの、なぜかそういう方向に話は進まず、相変わらず喧嘩をしながら、お互い文句を言いながら、一緒に同じ毎日を送っている。

夫婦って不思議。私には、実りのない喧嘩に聞こえるが、実は二人にとってはあの喧嘩が普通の会話なのかもしれない。

でも私はやっぱりもっと穏やかな会話のできる夫婦になりたい。
散歩の途中で出会った老夫婦のように。

でも、実はあの二人も家では豹変してたりして。。

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Posted by late_bloomer at 23:32Comments(15)

2005年07月29日

真夏の森林浴

3230736b.jpg気温34度の今日、ショートコースへ行って来ました。しかも午後からのスタート。汗かきで暑さに弱い私は、夏はクーラーの効いた部屋でのんびりするのが一番!だと思っていたので、真夏にゴルフを嬉々としてやる母を見て、何度も“頭がおかしい”と思ったものです。

最近練習場へちょくちょく行ってるものの、そこにはクーラーがついています。写真にあるように(ゴルフのわかる方には、私のへっぽこ度がばれちゃった・・。)Tシャツに短パン、髪を一本に結び、何球か打っては上からクーラーの冷たい風が吹きつける椅子に座って休憩し、冷たい飲み物を飲んで“あ〜、今日もいい汗かいたわ”なんて思って充分満足していたのですが、頭のおかしい母に連れられてショートコースへ行くことに・・。

コースに到着すると、ジュニア大会が開催されていました。
いつもは閑散としたそのコースが、今日は子供と付き添いの親でごった返していました。下は4歳くらいだったでしょうか、皆立派なゴルフセットを担ぎ、ゴルフウェアに帽子、そして私など足元にも及ばない素晴らしいフォームです。皆お教室に通っているのかなぁ。そして、驚くほど皆礼儀正しく、マナーは完璧でした。通りすがりに「こんにちは」なんていわれてこっちがタジタジ。あぁ、情けない・・。

英才教育を目の当たりにしたのは初めてだったので、ただただ“へぇ〜っ!”と驚くばかり。皆お金持ちかとキョロキョロしてみましたが、親がしてる時計や車で判断するしかなく、見る限りでは普通の家庭が多いような気がしました。下種な話ですみません・・。
それにしても皆すごく可愛かった。1億円プレイヤー目指して頑張れ!!

さてさて、私のスコアはおいといて。
どうやらこのコース“サラリーマンのストレスを森林浴で解消”みたいなコンセプトがあるらしく、森の中にいるような作り。木陰が多く、爽やかな風が吹きつけます。といっても、ちょうど午後2時くらいは暑くて暑くてスポーツ飲料をガンガン飲み、汗だくつゆだく状態。でも、スポーツ時の汗ってサラサラしてて気持ちいい。。そして、4時ごろにはだいぶ楽になり、緑に囲まれた夏の外でのスポーツも悪くないなってちょっぴり思うことができました。

と、綺麗なことをいいつつも、今はもう頭がクラクラ、体はヨロヨロ。。
明日はクーラーガンガンかけて、一日中部屋にこもってようっと☆

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2005年07月28日

ひよこちゃんを守る・2

私がまだ18歳だった頃、友人に、伊豆の海岸へ2泊3日で旅行へ行かないかと誘われた。メンバーを聞いて私はちょっと不安になった。なぜなら、彼女達と私とは、ほんのちょっぴりだけど、“何かが違う”友人達だったからだ。だが一人だけ、その“違う何か”を共有できる友人が参加すると聞いたので、海が大好きな私は行くことに決めた。

だが、当日の朝、その大事な友人は体調を崩し、来れなくなってしまったのだ。私はその時からなんとなくこの旅行には何かが起こる・・。そんな不安に襲われた。5人は奇数。バスの席を決めるのにじゃんけんをした。私が負け、一人でバスの席に座り、数時間を過ごすこととなった。じゃんけんをする前から、なんとなく「負けそう」そう思っていた。そういう時の勝負は必ず負けるものだ。

だが、海へ着くとモヤモヤした気持ちなどどこかへ吹き飛んでしまった。見事な青い空、白い砂浜、皆、太陽をいっぱい浴び、真夏の海を思い切り楽しんだ。太陽が沈み、興奮冷めやらぬまま部屋に着き、夕食を終えると、皆で海岸で花火をした。私は花火も大好きだ。私達5人は本当に子供のようにきやーきゃーいいながら花火を楽しんだ。

だが、そこへ5人組の男の子がやってきた。そう、ナンパである。
私はそういうのが苦手で早く部屋に戻りたかった。だが、他の4人はノリノリだ。当時の私は、はっきりと「私は部屋に戻る」とは言えず、気分が悪いまま彼らと行動を共にすることになった。そこまではいいだろう。全員一緒だからだ。だが、その後事態は一変した。

彼ら5人は3台の車で来ていた。普通の乗用車2台と2シーター1台。分乗してドライブに行こうと提案してきたのである。男も女も2・2・1に分れることになった。不安がよぎった。またじゃんけんだ。グー・チョキ・パーで3つに分ける。予感は的中。私は見事に1対1で車に乗る羽目になってしまったのだ。

土地勘のない伊豆、暗い山道、携帯電話などない時代だ。
私はもの凄く怖かった。彼は、私の硬直した態度で何かを感じ取ったのか、「バッティングセンターへ行こうか?」と言った。私は少しほっとして、黙って頷いた。体育会系の私でも、知らない人とのバッティングセンターは、ちっとも楽しくない。頭の中は一秒でも早く部屋に帰りたい。そればかりだった。

しばらくして私は、思い切って「なんか気分が悪い・・。もう帰りたい。部屋に送ってください。」と頼んでみた。すると彼は「大丈夫?」と心配そうな顔をし、部屋まで送ってくれることになった。私はほっとした。確実に車は宿を目指していたのだ。やっと宿に着き、「ありがとう」と言って私はそそくさと入り口に向かって歩きだした。

だが、その時、後ろから足音がして、いきなり腕をつかまれた。まだ玄関までは遠い。辺りは真っ暗だ。心臓が止まりそうになった。彼は力いっぱい私を抱きしめ、ちゅーをしようとした。私は懸命に抵抗しようとした。だが、顔をそらし、小さい声で「やめて」と言うのが精一杯だったのだ。だが、彼は、無理強いはしなかった。彼の力が抜けた瞬間、私は宿を目指して走り出し、事なきを得た。

私は、なんて愚かなことをしたのだろうか。
自分の意思をはっきり告げず、流れに任せて、自ら危険に飛び込んだのだ。たまたまラッキーだっただけで、何が起こってもおかしくない状況だった。知らない人の車に乗る事など、絶対あってはならないことだ。これは本当に恥ずかしい体験である。例え友人達の機嫌を損ねたとしても、おかしいと思ったことは、きちんと断る。自分の身は自分で守るしかないのだ。

今の世の中残念ながら、もっともっと危険がたくさん潜んでいる。
夏休みは開放的な気分になる。だが、ほんのちょっとの気の緩みが取り返しのつかないことになってしまう。

ひよこちゃんの身も心も綺麗な宝物だ。
ずっとずっと宝物でいて欲しい。

No!と言えるひよこちゃんはかっこいいぞ。

落ちてきちゃった、ランキング。
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2005年07月26日

不倫の跡

ある幸せな家族がいた。その幸せを守る為、子供の大学進学の費用捻出の為に、母親はスーパーでパートの仕事を始めた。だがそこで、店長として働いていた男と恋に落ち、二人はお互いの家族を捨て、逃げるように誰も知らない町へと向かった。

彼らは家族に探し当てられないよう、偽名を使い、小さなアパートを借りてつつましく生活を始めた。やっと得られた職での生活はそれは苦しいものだった。やがて20年が過ぎ、彼は床に伏せってしまう。だが、保険証を持たない二人は、高額な医療費が払えない。それでも彼女は、必死に彼に病院へ行くよう説得するが、彼は二人の関係が壊されることを危惧し、病院へ行くことを拒み続けた。やがて彼は、治療を受けることなく苦しみ続け、死んでいった。一人取り残された彼女は、死体とともに数日を過ごした上、警察に逮捕された。

彼の死を知らされた家族は、誰も彼を引き取りに行かなかった。彼は女を選び、家族を捨てたのだ。家族にとって彼はもう、夫でも父親でもなくなっていた。彼の死を知った家族は一体どんな気持ちだったのだろう・・。

そしてもちろん、刑務所から出てきた彼女を迎え入れた家族もいなかった。彼女もまた男を選び、家族を捨てたのだ。妻でもなく母でもなく、ただの老婆になっていた彼女は、申し訳ないことをしたとひたすら泣いていた。

この二人は確かに罪を犯した。置いていかれた家族のその後の生活を考えると、言葉で簡単にあらわせるような感情ではなかったと思う。幸せだった二家族が二人のせいで一変してしまったのだ。

だが、この二人は、捨てた家族の苦しみを知った上で、罪を背負いながらも、それでも二人でいることを選んだのではないかと思う。二人の気持ちは紛れもなく本物だったのだ。貧しくても、病気になっても、死んでも、二人でいることを選んだのだから・・。二人の時間はかけがえのない時間だったに違いない。

だが、決して私は不倫賛成派ではない。
なぜなら不倫は苦しいことが多いからだ。当の本人もいろいろな気持ちで悩み、そして平和に暮らしていた家族も苦しめられる。ましてや、苦しまない不倫などは、醜いとさえ思う。他者を省みない自己中心的な快楽でしかないからだ。

もし、既婚男性と不倫している未婚女性がいたら、自分で自分の価値を下げてしまっていることに気がついて欲しい。“私は、奥さんがいてもいいんです。それでもあなたといたいんです。私は我慢しますから”と宣言しているようなものだからだ。私は、その彼がどんなに優しい言動をしても、どこかであなたを軽視しているような気がしてならない。

もし、本当にお互いの気持ちが一つで、本物の愛情で結ばれているならば、中途半端な時間は長くは続かないはずだ。誠実な男であればきちっとした形であなたを苦しみから救い出してくれるだろう。

だが、本当に二人の気持ちが一つで、お互い誠実な人間同士であれば、時間をかけて、本来のあるべき姿で恋愛をスタートさせるものではないかと思う。それを待てない彼、彼女であれば、それは本物ではなかっただけのことだ。これは私の青臭い理想論だろうか?

たとえそうだとしても、もっと自分を大切にすることに時間を割いて欲しい。いつか現れる、自分だけを見つめてくれる誠実な男の為に、自分の時間を豊かに過ごす。孤独からくる寂しさなんて自分の力で吹き飛ばせ!だ。

女の価値はいつだって自分で決めるのだ。私は、正々堂々と前を向いて歩いていきたい。一つ一つ不器用ながらもきちんとした足跡をつけていきたい。いつか自分の人生を振り返った時、決して後悔しないように。

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2005年07月25日

女はスゴイ

私の通った小学校と中学校には、普通学級の他に特殊学級というものがあった。おそらく特殊学級の子供達は、自閉症だったのではないかと思う。図工の時間など、時々私達のクラスに混じって一緒に勉強した。私はなぜかわからないが、彼らに好かれた。だが、授業中にいきなりえんぴつで背中を刺されたりもしたし、彼らは時々、どうしようもないくらい大きな声で騒いだりもした。もちろんえんぴつで背中を刺されれば痛かったが、私にはそれらのことがあまり特別なことのようには思えなかった。

彼らのお母さんは、本当に懸命に子供を想っていた。
何もしていない子供の私に、何度もお礼を言い、達筆な年賀状を毎年送ってくれ、時には家に招いて手料理をたくさんご馳走してくれたりした。私は本当に何も特別なことをしたわけではないのに。

平日の昼間ぷらぷらしていると、可愛い元気な子供を連れた、身奇麗にしているお母さんをよく見かける。まるで当たり前のようにそこに存在しているが、本当は当たり前なんかじゃなくて、二人が元気で公園にいることは奇跡なのだと私は思う。

学生時代の友人は、出産を機に膠原病になってしまった。もう二度と子供は産めないと言う。彼女は病気と闘いながら、一生懸命子育てをしている。またある友人は、やっと子供を授かり、嬉々として挨拶をして会社を辞めていったのに、出産して一週間後に、我が子を守るような姿勢で突然亡くなってしまった。仕事に厳しかった彼女が、最後の挨拶の時は「もう重くって。早く出てきて欲しいわ」と幸せそうな笑顔で話していたのに、本当に突然、なんの前触れもなく彼女は逝ってしまったのだ。

女にとって妊娠出産は、どんなに医療が発達しても命がけのことなのだ。

また、子供を欲しいと思っても恵まれず、辛い不妊治療をしなければならない場合もある。さらには、子供が欲しくてどうしようもなくても、子供を持つことを諦めなくてはならないこともある。かく言う私は、出産タイムリミットぎりぎりのところまで来てしまった。だが、残念ながら今すぐ妊娠することはできない。なぜなら投薬治療を受けていて、医者に「今仮に妊娠したとしても、母体が持ちません。まずは自分が健康になることを考えなくては」と言われてしまったからだ。もしかしたら、私は子供を一生諦めなくてはならないかもしれない。

こういう女がいる中、すべてに恵まれていて、それでも「子供はいらない」という女性もいる。私は、それはそれで一つの立派な選択肢だと思う。彼女にとっては子供を持つことより、意義のあることがきっと他にあるのだ。それを第三者がとやかく言うものではない。

そもそも世の中は不公平なもので、平等なものなど一つもない。
だから、自分に与えられたものの中で、最良の選択肢を見つけながら、女として、人として生きていくしかないのだ。

私は、自分の子供ができてもできなくても、いつか、留学生を受け入れるホストファミリーになりたいと思っている。一定の条件をクリアできる生活環境を維持できれば、タイムリミットはまだまだずっと先だ。自分の子供を育てる楽しさとはまた違った楽しさ辛さを、彼らが私に与えてくれるだろう。

選択肢はいつだってたくさんある。
そのことを決して忘れないで生きて行きたい。

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2005年07月23日

環境問題

会社の飲み会で、40代既婚子持ちの先輩に、結婚について語ってもらったことがある。先輩は、以前広報部に所属しており、そこに来ていた広告代理店勤務の彼と恋に落ち結婚した。仕事中の先輩はとてもはっきり物を言う厳しい人。ビビる子も多かったが、忙しい時にそっと皆にお菓子を配ったりする女性らしい人でもあった。そんな先輩が会社を休む時は、必ず旦那さんが会社に連絡をよこすので、私達未婚女子の間では、「優しい旦那さんを持つ幸せな結婚をした先輩」というイメージがあった。

彼女が一番力説していたことは、「彼氏ができたら、とにかく実家に泊まりなさい」ということ。育った環境というのは、一生ついてくるもので、彼の人格の基本中の基本。それを知るためには、彼の実家へ行って泊まるのが一番いいと言うのだ。周りにいた女の子はそれぞれ「え〜、緊張するし面倒くさい」とか「わざわざ泊まらなくても家にいけばわかるじゃないですかぁ」などと言っていたが、先輩は「たった一泊で一生に関わる問題が見つかるのよ、絶対泊まりに行って来なさい」と言い切っていた。

先輩は、結婚前に彼の実家に行ったのは、挨拶をした時だけだったそうだ。その為に、彼を理解するのにとても時間がかかったという。「結婚前にもっと彼のバックボーンをしっていれば・・。」とシミジミ言っていた。彼と彼のご両親と、先輩とでは子育てに関しての意見がまったく合わないという。だが、先輩が彼の実家に子供を連れて泊まりに行った時、全ての謎が解けたそうだ。

彼の実家では、殆どのコップがおまけについてくるようなコップで、すべてバラバラだったという。先輩の家にはバラバラの食器は一つもなかったそうだ。そういう環境で育った彼に、娘を一貫教育の女子高へ通わせたいという先輩の気持ちは通じるはずがないと理解したそうだ。“コップと教育問題か・・。”その時私は、なんとなく先輩の言うことがわかったような気がした。

それを機に、別の既婚の友人にもその手の話を聞いてみた。すると、出てくる、出てくる環境問題。その友人はとても厳格な両親に育てられた。彼女の家では、たとえ真夏であっても、お風呂から上がったら家族全員きちんと脱衣場で洋服を着てから出てくるという。だが、旦那さんの家では、家族全員お風呂から上がると、バスタオル姿で家の中をウロウロする。そして、家族全員が同じバスタオルを使い回すそうだ。彼女は、そのことすべてが、彼の家族の無神経さに繋がっているという。娘を彼の実家へ連れて行くといつも冷や冷やするそうだ。お義母さんがごく当たり前のようにテーブルに足を乗っけている。そして、それを彼女の娘がマネをする。“私はどう注意したらいいのか?”と・・。だがお義母さんは、彼女が何か頼むと細かいことは聞かず「いいわよ!」と気持ちよく言ってくれるそうだ。

まったく違った環境で育った二人が惹かれあい、恋に落ちて結婚する。二人きりの時はまだ問題はあまりない。だが、子供が出来、家族が増えてお互いの実家へ行き来するようになると、段々問題は大きくなっていく。

価値観の不一致で離婚するカップルは多いだろう。だが、価値観なんてそうそうぴったり合うものではない。自分が譲れない点を知り、その上で違いを認め良い意味で妥協する、これが結婚を継続するには必要なようだ。

私は、最近になってやっと自分が妥協できない点がわかった。それは“温かさ”と“穏やかさ”だ。この二つさえあれば、なんとかやっていける。あとは頑張って他の事には目をつぶるよう努力するしかない。

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2005年07月22日

ありがとう!!

1f45d166.jpg読んでくださった皆様へ

お誕生日をお祝いしてくださって、本当にありがとうございました!!

ブログを始める前は、ネットの世界は殆ど知らず、特殊な世界だという思いさえありました。何事も始める前に、邪推してはいけないと改めて教えられました。私にとっての特別な日が、皆様のおかげでさらに特別な日となりました。お誕生日っていくつになってもいいものですね。ありがとうございました!

ところで、私は、お誕生日にかつてから気になっていた「ゾウの国」へ行って来ました。ここではゾウに乗ったりらくだに乗ったりできる上、きりんやさる、そこにいる殆どの動物に触れたりエサをあげることができます。

さてさて、念願かなってやっと到着。
ちょっとさびれた感はあるものの、きりんに直接キャベツをあげた時は、子供のような声をあげてしまいました。すんごい分厚い舌でベロっとやられたあの感触。うっぎゃーー!!夢に出てきそうだ・・。

そうこうしているうちにらくだに乗れる時間がやってきました。
私は一番に、らくだに乗れることに。
らくだはとっても可愛い顔をしている上、やわらかくて乗り心地抜群!乗馬体験で馬に乗ったときより、気持ちよかったぁ〜。写真にあるように薄いシートをかぶせた上にまたがるので、らくだの体温が伝わってきました。暑かったけど、らくだのぬくもりと優しさが心地よくてすっかりファンになってしまいました。世の中から車がなくなって、動物で移動しなければいけなくなったら、私は迷わずらくだを選びます!
だけど、20歩くらい歩いただけで600円するから、高級移動動物になりそうだ・・。

お次はゾウ。
まずは7頭のゾウのショーの始まりです。
ゾウを間近で、しかもショーを見たのは初めてです。
ゾウは悲しい目をしていて、タイ人のゾウ遣いの言うことを良く聞いていました。ゾウの足の裏があんなに可愛いなんて知りませんでした。このショーはかなり楽しめました。でも、大きいゾウが重そうに動く姿はちょっぴり切なくもありました。

そして、ゾウに乗るには、直接ゾウにまたがるのではなく、ゾウに椅子を括りつけてその上に乗る事になります。だから、私はゾウに乗るのはやめました。しかもほんのわずかの距離で1500円・・、さらに高級だよ。

そんなこんなで、たくさんの初体験をした一日でした。
今年の誕生日も本当に良い思い出ができました。
皆さんのお誕生日も素敵な一日でありますように。。

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2005年07月21日

Happy birthday to me !

今日7月21日は私の誕生日☆
また一つ年齢がプラスされました!

今日は(正確には20日だったけど)、偶然家族皆が集まり(スイスにいる身内を除く)父のおごりで夕食はお寿司屋さんへ。ちょっぴり早いお誕生日会となりました。

そして、なぜか12時を回って21日になった頃、弟の家に行き、子供の頃のアルバムを見ていました。まだまだ若かった父と母。二人がいなければ当然私もいなかったはず。今の私より若い両親に会って、胸がいっぱいになりました。二人は自分の時間など殆ど持てなかったことでしょう。写真には、まだまだ幼い姉と私と弟の3人がたくさん写っていました。幸せな家族がそこにはありました。今はバラバラになってしまいましたが、家族はやはり大切なものだと改めて思った誕生日の始まりです。

去年の一年間は、ここ数年の中で一番辛い一年でした。
仕事のプレッシャー、病気との闘い、恋愛の難しさ、試練の連続でした。でも、それらを乗り越えて、今年はまた一回り逞しい私になって、一年を送れそうな気がしています。今年がどんな一年になるか、今はとてもワクワクしています!

<去年の懺悔>
夏までには引き締まった体になるようエクササイズマシーン“ロディ”を買ったのに、結局、2週間ほどで乗らなくなってしまって、結果、体重は増加しました。えらそうな事書いちゃって、あぁ、恥ずかしい・・。言い訳をさせてもらえるなら、ロディが自分の部屋にいなかったこと、暑くて耐えられなかったこと、ゴルフを始めて運動をしているからいいやと思ったことなどが原因だと。。改めて、涼しくなったらレッツトライ!です。(自信なし)

<今年の抱負>
この『女の価値は自分で決める』をエッセイとしてパワーアップさせ、出版社へ売り込む。夢への一歩を踏み出します。ケチョンケチョンにけなされたら、それをバネにまた新たな挑戦を始める!
これは結果が出たら、またこちらでお知らせしていこうと思っています。
乞うご期待!

今年もいろいろな経験ができる一年でありますように。。

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Posted by late_bloomer at 01:18Comments(22)TrackBack(0)

2005年07月19日

あぁ、勘違い

女の子は、好きな人が振り向いてくれさえすれば、それが一番幸せで、あまりモテたいとは思わないものだ。女の子にとってモテるというのは、多くの人からアプローチを受けたり、ちょっとした時に優遇されたり、チヤホヤされたりそういうことを指すのだと思うが、これらをしてもらっても、自分にとって一番大切な人がそっぽを向いていたのでは、まったく意味がないのだ。

こんな私にも最大のモテ期が訪れ、いい気持ちになって大きな勘違いをした時期があった。その頃は、もちろん意中の彼ともお付き合いをしていて、“彼もいるし、たとえ彼がいなくなったとしても、私に怖いものなどないわ”などと心の中でほくそ笑んでいたのである。とんでもない女だ。そして、そんな女と付き合ってくれた素敵な彼が、私の正体を見抜けないはずもなく、「君の気持ちがわからない。本当に僕のことが好きなの?いつも君は楽しそうに他の男の人と話をしている。僕はあまりそういうのが好きじゃないし、僕だけを見てくれる人と一緒にいたいから」と言って、私から離れていってしまったのだ。

決して彼の心が狭いのではなく、私が有頂天になって、いろいろな所でヘラヘラと愛想良くしていた結果である。私はその時、大好きな彼も、私にアプローチをしてくれる人も、皆私のものでいて欲しかったのだ。強欲は身を滅ぼす。彼と破局を迎えると同時に、私のモテ期も、周りにいたアプローチ軍団も、すべてがサァ〜っと波が引くように何処かへ消えてしまったのだ。

お金もそうだと思うが、たくさんある時はその存在が貴重に思えず、この先も良い状態が続くと思い込み、バンバン勢い良く使ってしまうが、実は、そういう時期こそ特に慎重に行動していかないと、あっという間に足元をすくわれてしまうものだ。

私はやっとこれを機に、モテるということにまったく魅力を感じなくなり、自分の愚かさを嘆いた。肝心なのは量ではなくて質なのだ。質の良いものとどれだけ長い時間を共有できるか。それが一番、男にとっても女にとっても大事なことなのだ。そして、女の子は賢いもので、男の子に比べてこのことを良く知っている。だから女の子は、自分が何の感情も持たない男の子からアプローチを受けても、簡単にバッサリ切る事ができる。ところが男の子は、その手には鈍感で、何とか数をキープしようとしたり、関係をうやむやにしようとしたり、次々と女の子と付き合うことをモテていると思い込み、いろいろ小手先の技術を使って頑張ってしまう人が多いのだ。

元々、男の脳みそは、より多くの質の高い女の子と関係を持ちたいと思うよう仕組まれている為、モテたいと頑張ってしまうのも仕方ないが、質の高い女の子ほど、そういう男を相手にしないものだ。

それでもやっぱり女の子にモテたい、と思うのなら、いろいろな人間とたくさん交流を持ち、その人達が、どんな風に考え、何を望んでいるのか。相手の立場に立って物を考えられる人間になるよう努力をした方がいい。これは時間がかかるが身に付いたら一生物だ。女の子はおろか、男にも動物にも何にでも好かれる人間になるだろう。

小手先の、表面だけの優しさに騙されるほど、女の子はバカじゃない。女の子はちゃんと見抜く目を持っている。どんなに不器用で口下手な男にも魅力を感じるし、服や髪型のセンスなんかどうでもいい女の子だってたくさんいるのだ。もっと女の子を信じて、そして思いやりのある自分に自信を持って欲しい。

そんな素敵な男の子だらけになったら、女の子も、より一層努力しなくちゃね。

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2005年07月18日

生理とハゲ

姉に恋愛相談をした時、「男にね、女の気持ちはわかんないの。期待するだけ無駄。わかってくれるのはオカマくらいよ」とズバリ言われたことがある。なるほど、そうなのか・・。しかし、いくらこちらが良くてもオカマさんは女に興味がないしな。やっぱり男と女は違うもの、私も割り切れるようにならなくちゃいけないのかな。

先日新聞の投稿欄に、「結婚してから、女性の生理についてよくわかるようになりました。職場には、女性の上司は感情的になりやすいとか、女性は子宮で物を考えるとか、そういった考え方をする男性が数多くいます。女性の生理についての知識のなさから生まれる誤解でしかありません。もっと男性は女性の生理について学び、理解を深めていく努力をするべきです」という内容が35歳既婚男性から寄せられていた。あっぱれである。結婚しても、ここまで理解を示そうとする男性は少ないのではないだろうか?

私が初潮を迎えたのは、標準よりかなり遅かった。
家ではお赤飯を炊き、おめでとうと言ってくれたが、私自身その時はちっとも嬉しくなかったのを覚えている。
25歳位まで、私の生理はものすごく軽いものだった。お腹はちっとも痛くならないし、量もかなり少なめ。イライラすることもおっぱいが痛くなることもなかった。だが、徐々に痛みがひどくなり、生理予定日の何日も前からイライラするようになった。毎月、毎月、鎮痛剤を飲み、数時間は痛みとの闘いになる。そんな私より、生理が重く辛い女性はもっともっとたくさんいることだろう。それでも平常心を保つよう心がけ、会社を休まず懸命に仕事をこなしたり、家事をこなしたりしているのだ。

生理のない男性に、この毎月の辛さを本当の意味で理解するのは難しいだろう。だが、理解してもらえなくとも、せめて受け入れてもらいたい。これは女性の性であって、女性はそういう肉体をもっているのだ、ただそれだけのことなのだと。

もちろん、女性側からしたって、男性の悩みの多くは理解できていないと思う。例えば、ハゲ。女性の生理と違って目に見える分、本人の精神的苦痛は、はかりしれないものがあるだろう。しかも、間違いなく年を重ねるごとに問題は深刻になっていく。そして、それを人目にさらすか、お金をかけるか、諦めるのか。こんな究極の選択をしなければならないのだ。だが女性は、そのハゲを嫌ったり、ヅラがあきらかにわかるとコソコソ笑ったりするが、それこそホルモンの違いであって、本人には何の罪もないのだ。女性はその辺の理解が足りない。何かを理解してもらいたかったら、こちらも何か理解しようではないか。

もし、男に生理があって、女がハゲる運命に変わったら、世の中どうなるだろう?男性が青ざめた顔をしてトイレにポーチを持って行き、「今日アレ忘れちゃった。持ってない?」と同僚の男性に聞き、女性がバーコードハゲや、ザビエルハゲに悩み苦しむ。そういう入れ替わりが人生の中で、一度でもできたら、きっともっと男と女は近づけるのかもしれない。

だが、何についても入れ替わることなんてできやしない。
だったら、“もし僕に生理があったら”とか“もし私がぴかりんになったら”とか想像力を逞しく鍛える努力をしようじゃないか。

世の中に、せっかく男と女がいて、違う役割を持って生まれたのだから、お互い尊重するのが一番。多少理解に苦しむことがあっても、諦めることなく歩み寄って行きたいと思う。

でも、男の浮気は尊重できませんよ。

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